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基礎について
1.基礎とは?
 

基礎は古くは礎(いしずえ)と呼ばれていました。おそらく、建物が傾いたり沈んだりするのを防ぐため柱の下に大きな石を据えたのがこの言葉の始まりなのでしょう。

このように、基礎は地上に建設される構造物を支え、安定させるものです。また、地震がおこった場合や風や波が構造物に作用する場合にも安全に支えなければなりません。このために、基礎を支持層と呼ばれる硬い地層の上に固定する必要があります。この支持層が地表に出ている場合は、石を据えるだけの基礎が可能ですが、支持層が地下深くにある場合や河川や海の中に基礎を設置する場合、石を据える事が不可能になります。また、構造物が大きく、重くなるとそれに応じて基礎も大きくする必要があります。このため、数多くの基礎形式が開発されるとともに、その寸法も次第に大型化してきました。

 
礎の今昔

通潤橋の石の基礎

木杭を打つ杭打ち船
昔の橋は木や石の基礎で支えられていました。

明石海峡大橋の基礎(1A)

地下60mで行われたソフトボール
世界最長のつり橋明石海峡大橋は、その基礎も世界最大級です。メインケーブルを固定するアンカレイジ(1A)の基礎は直径80m、深さ60mもの大きさで、地盤掘削完了後にはその底でソフトボールが行われたほどです。
 
赤や黄色、色とりどりに咲き乱れる花や木も、その根が腐るとたちまち枯れてしまうように、橋やビルといった構造物も地上部分がいかに立派であっても土台である基礎が構造物を支えられなくなると傾いたり、転倒してしまいます。

このように構造物にとって基礎は非常に重要な部分です。また、花や木には生えている場所によって1本の太い根を持つようなものもあれば、たくさんの細い根を持つものもあるように、構造物の基礎にも多くの種類があり、構造物を建設する場所に適した基礎を用いる必要があります。
植物は地中にある根によって支えられています。同じように構造物は植物の根にあたる基礎によって支えれています。
 
2.基礎の種類
 
基礎には支える構造物の規模や建設される場所によりさまざまな種類のものがあります。代表的なものを以下に簡単に説明します。
 
(1)直接基礎
浅い支持地盤に構造物の底面を通して直接荷重を伝える形式の基礎です。写真は躯体を含めた基礎の鉄筋が組みあがったところです。
 
(2)ケーソン基礎
鉄筋コンクリート製の井筒の内部を掘削しながら支持層まで沈下させ、これを基礎とする形式です。写真は井筒の内部を掘削しているところです。
 
(3)杭基礎
深い支持層に到達させた杭により荷重を伝える形式の基礎です。写真は杭を杭打ち機で打ち込んでいるところです。
 
(4)鋼管矢板基礎
鋼管矢板を次々と閉鎖形状に打ち込み、各々をつないで基礎とした形式です。写真は閉鎖状に鋼管矢板を打ち込み終えたところです。
 
(5)地中連続壁基礎
地盤を溝状に掘削し、その中に鉄筋コンクリートの壁を次々に構築し、各々を閉鎖状につないで基礎とする形式です。写真はコンクリート壁の鉄筋を溝の中に挿入しているところです。
 
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