ICHARM -- The International Centre for Water Hazard and Risk Management

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4年目を迎えるJICA地域別研修「洪水ハザードマップ作成」を
10月30日に開始しました。

ICHARMは、JICA地域別研修「洪水ハザードマップ作成」を10月30日に開始しました。
本研修は、JICAの協力のもと、2004年度から毎年実施しており、今回で4回目となります。今年は、東・東南・南アジアの国々(カンボジア、中国、インドネシア、マレーシア、ラオス、タイ、フィリピン、ベトナム、スリランカ)から合計20名の研修生を迎え、5週間の研修を実施することになります。

「洪水ハザードマップ作成」研修では、研修生は主に以下の項目について学ぶことになります。
1. 日本や諸外国における洪水ハザードマップ現状と一般的な知識
2. 日本におけるハザードマップ作成・普及の歴史と現在のプロセス
3. GISや氾濫シミュレーション、流出解析の専門的な知識とハンドリング技術
4. 現地調査による効果的な防災関連情報抽出手法

研修で得た上記の知識・技術を活かし、それぞれの国における現状にあった効果的な洪水ハザードマップ作成・普及方策を研修の最後にアクションプランとして発表してもらい、帰国後に洪水ハザードマップ作成・普及活動が促進されることが期待されます。

 


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