■ユネスコIHPビューローへのセンター設立の提案

3月31日から4月2日の間にユネスコ本部で開催された第36回ユネスコIHPビューローに、日本政府による水災害・リスクマネジメント国際センターの設立提案の説明を行うために出席しました。IHPビューローのアジェンダを参考資料1に示します。

 

IHPビューローでは、IHP-IGC (Inter-governmental Council) での審議内容を確定あるいは明確にするための事前の議論が行われます。IHPビューローは、事務局のユネスコ本部自然科学部の他、IHP世界6地域 (西ヨーロッパ・北アメリカ、東ヨーロッパ、アフリカ、アラブ、アジア・太平洋、中南米カリブ) の代表が正式なメンバー構成となっています。

今回のIHPビューローでのセンター設立提案は、2005年秋のユネスコ総会での承認に向けての正式な活動の第一ステップとなる重要なものです。水災害に関する世界的な現状から、センターの目的、母体となる土木研究所の概要、センターの枠組み、センターの中心的活動である研究・研修・情報の概要、これまでの設立に向けての準備状況等についてパワーポイントを用いて説明を行いました。用いたパワーポイントを参考資料2に示します。

本センターにおけるグローバルな活動の確認等に関する2,3の質問の後、全会一致でIHP-IGCに諮ることが承認されました。その結果、ビューローで承認されたIHP-IGCのドラフトアジェンダに本センターの提案が組み込まれたところです。参考資料3にIHP-IGCのドラフトアジェンダを示します。

 
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