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NEL News
新潟試験所ニュース
季刊 ・ 第23号 土木研究所 新潟試験所
2002年 11月発行 Niigata Experimental Laboratory , Public Works Research Institute


トピックス

■日本雪工学会上信越支部第2回研究発表会

  8月9日に日本雪工学会の上信越支部研究発表会が長岡技術大学で開催され、表彰・記念講演に続き、12題の研究発表がなされました。新潟試験所からは秋山が「積雪期に発生する土砂生産・流出現象の特徴」の題目で積雪期に発生する斜面浸食に関する発表を行いました。

第41回日本地すべり学会研究発表会■第41回日本地すべり学会研究発表会

 地すべり学会の研究発表会が、8月27日から30日にかけて徳島県徳島市で開催されました。新潟試験所では、武士所長が「光ファイバセンサを用いたアンカーの挙動計測」を、丸山が「地すべり斜面のすべり面における応力状態の観測」を、吉田が「地下水温度検層器の試作と赤崎地すべりでの調査結果」を、小嶋が「地表水・地下水排除施設の維持管理に関する検討」と題する4つの研究課題について各々発表しました。

■2002年度日本雪氷学会全国大会

10月8日から10日にかけて山形市で日本雪氷学会の全国大会が開催されました。
 新潟試験所からは武士所長が「積雪期における斜面浸食現象の地形的特徴」を、秋山が「雪崩震動を利用した雪崩自動観測システム(2)」、「大規模雪崩の動態観測」を発表しました。
 最近はあまり大きな雪崩災害はないのですが、雪崩は28の発表がなされ他の分野より関心度の高さが伺えました。
 また、雪崩分科会総会では、「東北地方の雪崩・森林・活性化」というテーマで山形県での雪崩災害事例、森林造成、予防工と地域活性についての話題提供がありました。

INTERPRAEVENT2002開催■INTERPRAEVENT2002開催

 10月14日から18日にかけて、長野県松本市でINTERPRAEVENT2002が開催されました。
 この国際防災学会は、予防的災害防止、とりわけ、洪水・土砂災害・雪崩などから生活圏を守ることを目的として行われています。
 今回は、日本以外から14ヵ国の参加があり新潟試験所からは、武士・秋山・吉田の3名が参加して意見交換を行ってきました。

■全国雪寒担当者会議

 10月17日長野市内において、平成14年度全国雪寒担当者会議が開催されました。本会議は積雪寒冷地域の道路管理において蓄積された雪寒対策に関する経験・情報の共有と雪寒技術の研究・開発により冬期道路交通確保に資することを目的としています。新潟試験所からは、雪寒分野における研究開発の取り組み状況として新材料チームと合同で「環境に優しい凍結防止剤の開発について」報告し、意見交換を行ってきました。


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