Appl Tree
The Newton Apple Tree
NEL News
新潟試験所ニュース
季刊 ・ 第31号 土木研究所 新潟試験所
2004年11月発行 Niigata Experimental Laboratory , Public Works Research Institute


【トピックス】

■新潟県中越地震発生

新潟県中越地震発生 10月23日午後5時55分頃、新潟県中越地方を震源とする大地震が発生しました。川口町では震度7を記録するなど甚大な被害が出ており、大きな社会問題になっております。国土交通省をはじめ関連機関では、総力をあげ災害復旧に取り組んでいます。(関連記事

 

■日伊共同研究イタリア側研究者来所

日伊共同研究イタリア側研究者来所 9月6日〜8日にかけて、日伊共同研究のイタリア側研究者1名と土研の地すべりチームの研究員が来所しました。この共同研究は、地すべりのモニタリング及び地すべりハザードマッピングの各技術を2国間で共同研究しようとするものです。

 

■JICA研修生来所

 9月21日〜22日にかけて、新潟試験所において(独)国際協力機構(JICA)が実施している土石流及びその対策に関する研修が行われました。研修生は、イラン農業開発推進省の技術者5名です。研修は、21日午前中に地すべり防止工事と雪崩防止工事の各講義が丸山及び秋山により行われ、午後からは新潟県能生町にある雪崩観測施設の視察が行われました。また、22日午前中は地すべり資料館と新井市にある地すべり地の視察が、午後からは新潟試験所における研究の紹介が各々行われました。研修では、熱心な質問及びイランでの実情紹介等がありました。

 

■講演会「猿でも分かる地すべり」&紙芝居開催される

講演会「誰でも分かる地すべり」&紙芝居開催される 10月20日の夕方に、新潟県上越地域振興局新井砂防事務所主催の講演会が、新潟県板倉町久々野の「やすらぎ荘」で開催されました。この講演会は、地すべりと古代歴史をテーマに地域活性化を考えるという企画の下に開催されたものです。新潟試験所では、丸山主任研究員が「猿供養寺地すべりにおける地すべり研究」と題して講演をしました。

 

■地すべり学会

 9月1日〜2日にかけて、秋田市において開催され、丸山が「泥岩地帯における地すべり土塊の風化に関する検討II」、吉田が「ボーリング掘進中における流動層把握技術に関する検討」、小嶋が「地表水・地下水排除施設の維持管理方法の検討」を発表。

 

■土木学会

 9月8日〜10日にかけて、愛知工業大学において開催され、武士が「MASS車による圧雪路面のすべり摩擦係数に関する検討」を発表。

 

■日本雪氷学会全国大会

 9月27日〜30日にかけて、滋賀県立大学において開催され、秋山が「積雪火山地の流域における物質動態」、「白馬村八方尾根の雪崩観測(1)」の2題を発表。

 

■寒地シンポジウム

 10月27〜29日にかけて、稚内市において開催され、秋山が「雪崩の流下映像による動態解析」、小嶋が「雪氷路面変化とすべり摩擦変化状況の調査」を発表。

 

NEXT

News Top