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The Newton Apple Tree
雪崩・地すべり
研究センターたより
季刊 ・ 第34号 土木研究所 雪崩・地すべり研究センター
2005年8月発行 Snow Avalanche and Lndslide Research Center


【トピックス】

■雪崩・地すべり研究センター看板披露

  昭和35年の発足以来40年余にわたり親しまれてきた「新潟試験所」の名称が本年4月に変更されました。
 新たな展開を期すべく当センターの看板を掲げようと、新潟試験所の活動を支援していただいていた「地すべり・雪害研究推進協議会会長」であった新井市長に揮毫をお願いしました。入村現妙高市長はさっそく、4種類の書体で麗筆をしたためてくださいました。土砂災害防止月間が始まった6月2日に、国土交通省砂防計画課長並びに北陸地方整備局,新潟県砂防課長,上越地域振興局,上越市,糸魚川市及び妙高市のご臨席をいただき、披露会を開催しました。あわせてセンター内の展示室と整備中の学習室も披露しました。

雪崩・地すべり研究センターの看板
披露会の様子
来賓挨拶
来賓挨拶 亀江砂防計画課長
(現砂防部長)

 

■JICA研修生など来訪相次ぐ

講義風景
講義風景

 5月10日から11日に国際協力機構(JICA)の「総合土砂災害対策研修」の一
環で、コロンビア、エクアドル、ペルー、インドネシアから大学教授1名及び政府機関の技術者3名が参加し、まず上越市板倉区の地すべり資料館及び妙高市平丸の地すべり防止工事現場の視察をし、翌日は、当センターにおいて中越地震による斜面災害の紹介(花岡所長)と、地すべり防止工事の講義と演習(丸山主研)を行いました。また、新潟県の妙高砂防事務所と合同で歓迎夕食会も実施しました。さらに、6月9〜10日にノルウェーの大学及び道路開発庁の3名の研究者等が、当センターと沖見、猿供養寺、柵口及び白田切川を調査に訪れました。

 

■新潟県中越地震に関する技術支援

 7月22日に長岡市河川課からの要請により、花岡、丸山、ハスバートルが同市下濁沢地区で現地指導を行いました。地震直後から出ていた避難指示が一部解除された当日、当地区の現状を確認し、住民の安全確保のためのアドバイスを行いました。

 

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