研究成果・技術情報

「平成27年度 水文・水資源学術賞」 受賞


受賞名:「平成27年度 水文・水資源学術賞」
論文題目:DIAS開発、衛星水文観測と水循環解析モデル等の統合化の研究及び国際貢献に対して
受賞者:小池俊雄
    (東京大学大学院工学系研究家 教授/
     水災害リスクマネジメント国際センター(ICHARM) センター長)

平成27年度9月10日に開催された平成27年水文・水資源学会総会において受賞しました。

水文・水資源学会学術賞は、水文・水資源学に関し、画期的な業績によって特に貴重な学術貢献をなしたと認められる者に授与される賞です。


 

受賞理由の概要:

· 2006年より開始された第三期科学技術基本計画において国家基幹技術「海洋地球観測探査システム」の 一躍を担うシステムとして開発が続けられている「データ統合・解析システム(DIAS: Data Integration and Analysis System)」について、 計10年間にわたり開発プロジェクトの責任者として、多様で超大容量の地球環境データを用いた地球科学の進化と社会的利延期の創出をリード。
· DIASを用いて、衛星による水循環観測手法と水循環モデルの高度化、水循環のデータ同化システムを開発。
· データ統合による水循環の変動性の理解の進化、河川水資源管理の高度を推進し、学術的、社会的に
有用な成果を挙げた。

·国際貢献も秀でている。
(以上、参考情報1を要約)

参考情報

  1) 太田 岳史、平成27年度水文・水資源学会表彰について、 水文・水資源学会誌、Vol.28, No.6,
  p.331-334, 2015

  2) DIAS ホームページ