土木研究所 雪崩地すべり研究センター

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■研究概要
 当センターでは、融雪地すべり、雪崩等による災害の防止、軽減技術の研究を行っています。

地すべり研究概要
雪崩研究概要

■平成21年度研究課題

○地すべりに関する研究課題
1−1 地震時における再滑動地すべり地の危険度評価に関する研究
 中越地震、中越沖地震、岩手・宮城内陸地震などで既存の地すべり地形内にて発生し、地域社会に大きな影響を及ぼした大規模な土砂移動現象の発生危険度評価手法を検討します。
 今年度は、地震により発生した地すべり災害の実態調査を行うとともに、危険度評価要因の検討を行い、地震時の第三紀層地すべり危険箇所マップ作成手法の検討を行います。
1−2 地すべり対策斜面の耐震性と地すべり斜面の地震時安定性評価に関する研究
 既往の地すべり対策斜面の耐震性を調査するとともに、地震時の間隙水圧上昇を考慮した斜面安定度評価手法を検討します。
 今年度は、地震時の対策工施工斜面の実態調査を行うととも、動的リングせん断試験により地すべり土塊の動的強度特性を調査します。

1−3 地すべり地における地下水排除施設の適正な維持管理に関する研究
 国及び都道府県の地下水排除施設の実態調査を行い、地下水排除施設点検手法、維持管理手法を検討します。
 今年度は、地すべり対策工として施工された集排水管の機能低下の実態とそれに対する対処方法を調査し、機能低下要因を解明するとともに、効率的な施設点検手法を検討します。

○雪崩に関する研究課題
2−1 雪崩対策工の合理的設計手法に関する研究
 地形の変化を考慮して、より合理的に雪崩の到達範囲、高さ、速度を求めることが出来る数値シミュレーションにより雪崩防護柵設計手法を検討します。
 今年度は、模型実験を行うとともに、1次元数値計算により雪崩の到達範囲、高さ等を求める手法を検討します。また、雪崩予防柵の雪庇(巻きだれ)発達要因を明らかにするため、巻きだれと雪崩予防柵の柵高などとの関係について調査します。

2−2 大規模雪崩の発生予測に関する研究
 社会的な影響が大きい大規模雪崩の発生予測手法、雪崩検知システムの開発を検討します。
 今年度は、大規模雪崩発生時の気象状況や発生区の地形、植生状況を分析し、警戒避難指標や危険箇所の抽出手法を検討します。また、振動センサーを用いた雪崩検知手法を検討します。



■現地観測

○地すべり試験地

猿供養寺地すべり 沖見地すべり
猿供養寺地すべり 沖見地すべり


○雪崩観測

 

柵口 白馬八方尾根
柵 口 白馬八方尾根

独立行政法人 土木研究所 土砂管理研究グループ
雪崩・地すべり研究センター

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