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資料名 |
GISを活用した道路斜面のリスク評価に関する共同研究報告書
道路防災マップ作成要領（案） |
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執筆者名 |
佐々木靖人 倉橋稔幸 矢島良紀 阿南修司 他 |
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機関 |
独立行政法人土木研究所 アジア航測㈱ 応用地質㈱ 基礎地盤コンサルタンツ㈱ 国際航業㈱ 住鉱コンサルタント㈱ 日本工営㈱ |
| 巻号 |
No.350 |
発行年月 |
2006年8月 |
| 要旨 |
本報告書は、土木研究所と民間六社（アジア航測（株）、応用地質（株）、基礎地盤コンサルタンツ（株）、国際航業（株）、住鉱コンサルタント（株）、日本
工営（株））との共同研究「GISを利用した道路斜面のリスク評価に関する研究」における平成11年～17年度までの研究成果を、道路防災マップ作成要領
として記述したものである。
道路防災マップは、道路斜面の効率的な維持管理に役立てることを目的として、道路区域および周辺斜面の範囲における豪雨時等の以上気象時における道路斜面の災害に対する弱点と対応を示した防災情報地図である。本要領では、道路防災マップ作成の手順と留意点を記述した。 |
| 目次 |
まえがき
1. 総論
1.1 目的
1.2 適用対象
1.3 用語の定義
2. 道路防災マップの構成内容
2.1 道路防災マップの構成と作成手順
2.2 道路防災マップの仕様について
3. 道路防災マップ作成区間の選定
3.1 道路防災マップ作成区間の選定
3.2 区間選定に必要な資料収集と整理
4. 地域特性の把握
4.1 道路防災マップ基図作成に必要な資料の収集
4.2 既存資料に基づく道路防災マップ基図の作成と地域特性の把握
5. 机上調査による災害地形判読
5.1 机上調査の目的と方法
5.2 机上調査の範囲
5.3 災害地形等の判読
5.4 災害地形判読図の凡例
5.5 斜面災害の想定
6. 安定度調査箇所の選定
6.1 安定度調査箇所選定の目的と内容
6.2 安定度調査箇所の選定基準
6.2.1 共通の選定基準
6.2.2 落石・崩壊の選定基準
6.2.3 岩盤崩壊の選定基準
6.2.4 地すべりの選定基準
6.2.5 土石流の選定基準
6.3 選定基準との照合
6.3.1 現地確認を伴う選定基準との照合
6.3.2 点検区間の確定
6.3.3 重点点検対象項目への対応
6.4 道路防災カルテ、点検資料との照合
6.5 安定度調査箇所選定の記録
７． 現地調査による安定度調査
7.1 安定度調査の実施
7.2 落石・崩壊に関する安定度調査
7.2.1 切土のり面、自然斜面の安定度の評価（落石・崩壊）
7.2.2 安定度調査（落石・崩壊）の成果
7.3 岩盤崩壊に関する安定度調査
7.3.1 岩盤崩壊の安定度の評価
7.3.2 安定度調査の成果（岩盤崩壊）
7.4 地すべりに関する安定度調査
7.4.1 地すべりの安定度調査
7.4.2 安定度調査の成果（地すべり）
7.5 土石流に関する安定度調査
7.5.1 土石流の安定度調査
7.5.2 安定度調査の成果（土石流）
8. 道路への影響評価
8.1 安定度調査結果の整理
8.2 報告事項および成果品
9. 連携・活用段階における道路防災マップ
9.1 道路防災マップの維持管理への活用
9.1.1 道路防災マップの用途
9.1.2 日常管理への利用
9.1.3 防災カルテ等による定期点検への利用
9.1.4 災害発生時対応への利用
9.1.5 防災事業計画への反映
9.1.6 事前通行規制区間の緩和・解除への利用
9.2 データの追加と更新
9.3 各種データベースとの連携
10. 利用上の留意点と今後の展望
参考文献
参考資料
1. 道路防災マップの作成事例
・国道41号神岡地区の事例
・国道161号マキノ地区の事例
・国道55号佐喜浜地区の事例
・国道8号子不知地区の事例
2. GISを用いた不安定箇所の抽出および崩壊予測
3. 崩土の到達可能性、崩壊規模の推定に関する参考資料
4. 簡易手法による対策工効果判定手法に関する参考資料
参考文献 |
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