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  道路斜面災害の約8割は表層崩壊であることを知っていますか?表層崩壊とは斜面の表層数m程度が薄く崩れる現象です.表層崩壊は小規模なため地すべりや深層崩壊のように目立ちませんが,表層崩壊への対策なくして安全・安心な社会の実現はありません.

  これまで表層崩壊は「どこでも起こる災害」と考えられてきました.しかし土木研究所等の研究で,不安定な箇所は「パッチワーク」状に分布し,表土の深さや強度をくわしく調査すれば危険箇所を絞り込むことができることがわかってきました.そこで土木研究所では,従来手法に比べ表土の深さや強度を迅速に調査できる「土層強度検査棒」(土検棒)を開発しました.

1)軽い! ポータブルな静的貫入試験器です.5mセットで4.5kg程度(従来の簡易動的貫入試験器の1/4)で,リュックに入れて山地を調査することも容易です.

2)表土の深さや貫入強度がすぐ測れる! 荷重計(バネばかり)と通常コーン(円錐コーン)を取り付けて人力で押し込むこと(土検棒貫入試験)により短時間で表土の深さを測定できます.貫入強度により,換算N値,簡易動的貫入試験のNd値(Nc値ともいう)への変換ができます.

3)C,φも測定ができる!垂直荷重と回転トルクを測定するベーンコーンせん断試験とあらかじめ作成した相関式を用いることで粘着力Cと内部摩擦角を迅速に推定できます.

土研棒

動画:土層強度検査棒の概要(3:51) 【土木研究所 地質チーム】


1)表土の深さや貫入強度が測定できる(土検棒貫入試験:限界貫入深度・貫入強度試験)

土層深や貫入強度は土検棒貫入試験で測定

<土検棒貫入試験とは?>

・バネばかり(垂直荷重計)を用いて 静かに押し込み,貫入強度を測定

・限界貫入深度を測定する.土層深は貫入限界もしくは設定した貫入強度に達した深度とする


2)表土の粘着力や内部摩擦角が測定できる(ベーンコーンせん断試験:VCST)

<ベーンコーンせん断試験とは?>

・ベーンコーンを用いて,垂直荷重をかけながらトルクレンチを回転させてせん断し,任意の深さにおける粘着力と内部摩擦角を測定する

参考文献

地質チームが行った土層強度検査棒に関する主な学会発表、論文、著書などの一覧です

平成28年度
論文名 土層強度検査棒を用いた危険斜面抽出方法      (発表ポスター
執筆者名 金井哲男 浅井健一 佐々木靖人 法水哲
雑誌・書籍名 日本応用地質学会平成28年度研究発表会講演論文集 巻号・頁 pp.169-170
発行所 日本応用地質学会 発行年月 2016年10月

平成26年度
論文名 誰でもできる地質調査-堤防基礎地盤の高密度サウンディング
執筆者名 品川俊介
雑誌・書籍名 河川構造物管理研究セミナー 巻号・頁      
発行所 国土技術政策総合研究所 土木研究所 発行年月 2015年3月
   
平成25年度
論文名 土層強度検査棒による河川堤防基礎地盤の高密度サウンディング調査
執筆者名 品川俊介
雑誌・書籍名 第一回 地盤工学から見た堤防技術シンポジウム 巻号・頁  
発行所 土木学会 発行年月 2013年11月
   
平成24年度      
論文名 土層調査による表層崩壊の体系的な調査手順の提案,表層崩壊予測の可能性
執筆者名 佐々木靖人
雑誌・書籍名 日本地すべり学会関西支部シンポジウム資料 巻号・頁 pp.1-20 
発行所 日本地すべり学会 発行年月 2012年4月
   
平成22年度      
論文名 土層強度検査棒による斜面土層調査マニュアル(案)
執筆者名 佐々木靖人
雑誌・書籍名 土木研究所資料 巻号・頁 第4176号
発行所 土木研究所 発行年月 2010年7月
 
平成14年度
論文名 土層深と土層強度の簡易測定技術による斜面崩壊危険個所の抽出
執筆者名 佐々木靖人
雑誌・書籍名 土木技術資料 巻号・頁 45-1 pp.6-7
発行所 土木研究センター 発行年月 2003年1月

−お問い合わせ−
国立研究開発法人土木研究所 地質・地盤研究グループ地質チーム
〒305-8516 茨城県つくば市南原1-6 TEL: 029-879-6769 FAX: 029-879-6734

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