ボール紙でつくる橋コンテスト

−皆さんのアイディアと一生懸命さの伝わってくる作品ばかりでした−



 「ボール紙でつくる橋コンテスト」は、将来を担う子供たちに土木事業におけるものづくりの楽しさを体験してもらうことを目的として、平成6年度から実施しており、今年で14回目を迎えます。橋コンテストの対象者はつくば市内の小学5年生で、工作用ボール紙を用いて“ぼくのはし、わたしのはし”をテーマに、独創的、夢のある橋を作ってもらいました。
 橋の制作条件は以下の通りです。今年は、30の小学校から214点の作品の応募がありました。
 応募された橋は、形も色も様々でしたが、どれも夢があり、大人にはない柔軟なアイディアにあふれていました。皆さんが色々と工夫を凝らしながら一生懸命作っている姿が浮かぶようなものばかりでした。



★橋コンテスト制作条件

  1.材料は、4つ切りの工作用ボール紙2枚とする。
  2.幅30cmの川をまたぐことができる。
  3.重さ1kg(寸法:5cm×5cm×5cm)のおもりに耐えることができる。
  4.切断、接着、色付けは自由。
  5.ボール紙以外にたこ糸を使用できる。



★審査会

 一般公開に先立って行われた橋コンテストの審査会では、美術・橋梁の専門家・教育関係者が、それぞれの専門の観点から審査を行い、制作条件を満たす作品の中から最優秀賞3作品、美術デザイン賞5作品、構造デザイン賞5作品、努力賞5作品を選出しました。

<審査委員>
  ・審査委員長:平 不二夫 先生(筑波大学芸術学系名誉教授)
  ・審査委員  :島田   常 先生(つくば市教育委員会指導課)
  ・審査委員  :佐山 剛勇 先生(茨城デザイン振興協議会理事)
  ・審査委員  :福井 次郎 (土木研究所構造物研究グループ長)



★表彰式・作品の展示

 一般公開当日には、土研・ICHARMロビーにおいて、各賞受賞者、審査委員の皆さんを交えて、盛大な表彰式を行いました。
 表彰式後には、作品が制作条件を満たしていることを確認した模型に作品を載せて記念撮影をされる方もありました。大人になられた時に、なつかしい思い出となるのではないでしょうか。


                              作品を持って記念撮影

  
       表彰式の挨拶                 表彰状授与               受賞作品の紹介



★作品の展示

 当日、応募作品は土研1Fに展示され、多くの皆さんの目を楽しませていました。小学校5年生の作品とは思えない、と感心して見入られる方もありました。

 
           所狭しと並ぶ力作たち                 すごい!小学校5年生の作品とは思えない



★入賞作品

 今年度各賞の入賞作品を掲載しております。ご覧になりたい賞をクリックして下さい。

 ★最優秀賞
 ★美術デザイン賞
 ★構造デザイン賞
 ★努力賞

 過去の入賞作品はこちらです。

 今年もいろんな橋が見れて、楽しかったよ!



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