国立研究開発法人 土木研究所

採用・受入情報

土研の人
-土研のキャリアパスの例、先輩からのメッセージ-

小関 博司 水工研究グループ 水文チーム 研究員 小関 博司
水工研究グループ 水文チーム 研究員

主な経歴
平成26年 水災害研究グループ 専門研究員
平成28年 水災害研究グループ 研究員
平成29年 水工研究グループ 水文チーム 研究員

経験年数
研究4年

土研でのキャリア

 私はこれまで、多層型超音波3次元流速計(Acoustic Doppler Current Profiler:ADCP)を中心とした流量観測の高度化に関する研究に携わってきました。 具体的には、計測技術の開発や国内外における論文の発表、また海外の技術者に対して、ADCPを始めとした流量観測手法の紹介や計測の演習を行いました。 また、土木学会の流量観測に係る委員会の事務局として、観測会や勉強会のとりまとめに携わる中で、全国各地の最新技術に触れてきました。
 このような経験を通じて、国内の流量観測の現状や課題について、今後どのようにすべきか考える機会を多く頂いています。

土研の魅力

 国内外を問わず、現場に寄り添った研究が出来るのが、土木研究所の魅力です。
 土木研究所の研究スタイルの基本は、解析等で自ら手を動かして現象を理解したり、論文を執筆することで成果を作り上げていくことです。 その成果を基に、各地先における技術的なお手伝いだけでなく、規則の改正を始めとする全国的に影響を及ぼす事にも関わらせて頂けることがあります。 そのため、各現場の視察や管理者との打合せの機会を頂くことが多く、現場を多面的に見ることができ、非常に勉強になります。 また、成果は国内の基準だけでなく、ISOと呼ばれる国際的な基準にも採用されることがあり、そのやり甲斐は非常に大きいです。

吉田英二 構造物メンテナンス研究センター 研究員 吉田 英二
構造物メンテナンス研究センター 研究員

主な経歴
平成18年 北海道開発局 網走開発建設部
平成20年 寒地土木研究所 寒地構造チーム 研究員
平成22年 構造物メンテナンス研究センター 研究員

経験年数
研究10年、行政2年

土研でのキャリア

 私は、コンクリート構造物で構築される橋梁を対象に、設計・維持管理に関する研究開発を行っています。 その他、国・地方からの技術的な相談への対応、経年劣化した橋梁の調査などを行っています。コンクリート構造物は、 橋梁の安全・安定輸送を支える重要なものです。そのため、コンクリート構造物に関する研究開発は、社会的影響が大きく、その点に非常にやりがいを感じています。

土研の魅力

 土木研究所での仕事は、現場と密着し今の暮らしを支えるものであると同時に、研究職として少し先を見て未来を創造するものでもあり、 それも大きな醍醐味のひとつだと感じています。土木研究所には多くの研究部門があり、かつ、 互いの顔が見える組織規模であるため、分野を超えてのコミュニケーションが取りやすく、総合的な研究を行える組織です。 異なる分野の人々との交流が研究者としての創造性を広げてくれるきっかけにもなります。こうした環境だからこそ、強く感じるのは、 オープンな姿勢が大切だということです。土木研究所は、上司や先輩との距離も近いので、そうした姿勢があれば、知識はどんどん身につくはずです。 そんな皆さんと同じ職場で働けることを願っています。

澤松俊寿 地質・地盤研究グループ 施工技術チーム 主任研究員 澤松 俊寿
地質・地盤研究グループ 施工技術チーム 主任研究員

主な経歴
平成19年 技術推進本部 施工技術チーム 研究員
平成22年 寒地基礎技術研究グループ
       寒地構造チーム 研究員
平成26年 北海道開発局 網走開発建設部
       道路計画課 上席道路計画専門官
平成28年 地質・地盤研究グループ 施工技術チーム
       主任研究員

経験年数
研究9年、行政2年

土研でのキャリア

 修士課程を卒業した後、道路の土工構造物等に関する研究開発を行っている施工技術チームに配属され、 2回の異動を経て現在も施工技術チームに所属しています。この間、札幌の寒地土木研究所では橋梁等に関する研究開発に従事し、 コンクリート構造物の診断に関する資格を取得しました。また、北海道開発局では行政職として、新しく建設する高規格幹線道路の路線計画等に携わりました。

土研の魅力

 土木研究所では、我が国のインフラに係る基準・指針の作成や、地震・豪雨等の災害時には国、地方公共団体等の施設管理者から要請を受けて原因の調査、 復旧に関する技術支援を行っています。大変ではありますが、我が国のインフラを支える非常にやりがいのある仕事です。

萱場祐一 水環境研究グループ グループ長 萱場 祐一
水環境研究グループ グループ長

主な経歴
平成 3年 河川部都市河川研究室
平成 5年 環境部河川環境研究室
平成13年 自然共生研究センター長
平成24年 河川生態チーム上席研究員
平成30年 水環境研究グループ長

経験年数
研究27年

土研でのキャリア

 土木研究所に入所してから一貫して河川環境に関する研究を行っています。水質や生物の生息環境の保全、ダム等の環境アセスメント、 環境と調和した治水事業等様々な研究分野に携わってきました。若い頃は川で魚を採ったり、植物を調べたり、現場での経験も数多く積んできました。 また、行政、学会、民間コンサルタント等幅広い方々との連携を行いながらダイナミックに活動を行い、河川環境に関する政策にも強くコミットしています。

土研の魅力

 災害が頻発する中で、強く・美しく・豊かな国土を育む、土木研究所に課せられたミッションの一つです。国土基盤整備に興味のある方は存分にその思いを遂げられる職場ですし、 何よりも、環境DNA、GIS等研究に必要な様々なスキルをじっくりと習得できるのも魅力の一つです。研究を通じて国づくりに関わりたい方は是非ご応募下さい!

渡辺博志 材料資源研究グループ グループ長 渡辺 博志
材料資源研究グループ グループ長

主な経歴
昭和61年 地質化学部 コンクリート研究室
平成 5年 材料施工部 コンクリート研究室 主任研究員
平成16年 技術推進本部
       構造物マネジメント技術チーム 主席研究員
平成20年 材料地盤研究グループ 基礎材料チーム
       上席研究員
平成27年 材料資源研究グループ グループ長

経験年数
研究32年

土研でのキャリア

 土木構造物として一般的に使用されているコンクリート材料や鉄筋コンクリート、プレストレストコンクリートに関する研究を行ってきた。 これまで行ってきた研究のうち特に印象に残るものは、鉄筋コンクリート構造物について地震力が作用した場合のせん断破壊防止に関するもの。 その成果は、道路構造物の設計基準である道路橋示方書に掲載され、今でも用いられている。
 平成15年度には、英国道路庁(現:Highways England)のBedford事務所に1年間在籍し、構造物の維持管理手法やEurocodeに関する調査も行った。

土研の魅力

 公共土木工事の実施に当たっては、様々な技術的問題を克服したり、あるいは新技術を活用して効率化を図ったりするなど、技術者の活躍が期待される場面が多くある。 また、建設される社会インフラの品質確保のためには、よりどころとなる様々な技術基準を作成することも非常に重要である。
 土木研究所は、調査研究業務を通じて、新たな技術の開発や技術基準類の作成を行うとともに、問題に直面している現場の技術支援を行なうなど、社会基盤の整備に貢献する役割を担っている。 自分が行った仕事の成果が社会に役立っていることを実感でき、高いモチベーションをもって仕事ができる。活躍の場は日本だけでなく、広く海外にもおよび、多くの人から頼りにされる技術者になれる。
 やりがいのある研究を行いたい、研究を通じて社会に貢献したい、と思っている学生の方にピッタリの研究機関である。