随意契約結果書

(単位:円)
業務名 避難行動を促す革新的リスクコミュニケーションシステム構築
業務概要 本件は、リアルタイムVR(Virtual Reality)に必要となる降雨量等のリアルタイム観測データとリアルタイム流出・氾濫解析結果を時間軸上で同期し、即時にVR(Virtual Reality)空間として可視化するためのデータセット生成システムを構築するものである。  
契約職の氏名並びにその所属する部局の名称及び所在地 契約職
国立研究開発法人土木研究所 理事長 西川 和廣
茨城県つくば市南原1番地6  
契約年月日 令和 元年 11月 7日
契約業者名 国立大学法人東京大学
(法人番号 5010005007398)
契約業者の住所 東京都文京区本郷七丁目3番1号
契約金額(税込) \12,000,000._
予定価格(税込) \12,000,000._
随意契約によることとした理由 ICHARMでは、「官民研究開発投資プログラム(PRISM)」において、リアルタイムで気象・観測データを読み込みつつ、氾濫モデルを用いた解析及び、その結果をVirtual Reality(VR)を用いて可視化するリスクコミュニケーシヨンシステムの開発を目指している。
リスクコミュニケーションシステムの中核は、地域住民の生活空間に切迫する数時間後の洪水状況を仮想的に表現し、その危険を伝えるリアルタイムVR技術である。リアルタイムVRにより防災・減災に最も重要な住民の早期避難を促し、人的な被害を最小限に留めることが期待される。
本業務は、リアルタイムVRに必要となる降雨量等のリアルタイム観測データとリアルタイム流出・氾濫解析結果を時間軸上で同期し、即時にVR空間として可視化するためのデータセット生成システムを構築するものである。
これを実現するためには、全国の膨大な気象・観測データがリアルタイムで集積されるとともに、大容量かつ高速のデータ転送・変換機能、高速演算機能、高度な可視化機能、データ配信機能等を有する情報基盤機能が必要であるが、これらの機能を全て満たすものは国立大学法人東京大学生産技術研究所のDIAS(データ統合・解析システム)以外にはない。
国立大学法人東京大学生産技術研究所は、DIASの設計・開発・運用を一貫して行い、その過程に関する技術的ノウハウを有している。また、DIASの管理者アカウント(root権限)を保持する上記法人のみが、必要なデータへのアクセス、データ加工、及びデータセット生成プログラム等を作成することが可能であり、本業務を遂行できる唯一の者である。
よって、国立研究開発法人土木研究所会計規程第52条第4項第一号及び国立研究開発法人土木研究所契約事務取扱細則第26条第1項第二号への規定により、上記法人と随意契約するものである。  
業務場所 国立大学法人東京大学生産技術研究所
業種区分 業務  
履行期間(自) 令和 元年 11月 8日
履行期間(至) 令和 2年 2月 28日
備考  

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