業務名 |
DIASを用いたリアルタイムシミュレーションデータ可視化環境構築
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業務概要 |
本業務は、リアルタイムVR(Virtual Reality)に必要となる降雨量等のリアルタイム観測データとリアルタイム流出・氾濫解析結果を時間軸上で同期し、即時にVR(Virtual Reality)空間として可視化するためのデータセット生成システムを構築するものである。
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契約職の氏名並びにその所属する部局の名称及び所在地 |
契約職
国立研究開発法人土木研究所 理事長 西川 和廣
茨城県つくば市南原1番地6
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契約年月日 |
令和 2年 9月 1日
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契約業者名 |
国立大学法人東京大学生産技術研究所
(法人番号 5010005007398)
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契約業者の住所 |
東京都目黒区駒場
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契約金額(税込) |
\12,000,000._ |
予定価格(税込) |
\12,000,000._ |
随意契約によることとした理由 |
ICHARMでは、「官民研究開発投資プログラム(PRISM)」において、リアルタイムで気象・観測データを読み込みつつ、氾濫モデルを用いた解析及び、その結果をVirtual Reality(VR)を用いて可視化するリスクコミュニケーションシステム(以下、「リアルタイムVR」と記述する。)の開発を目指している。
リアルタイムVRの中核は、地域住民の生活空間に切迫する数時間後の洪水状況予測をVR空間に表現し、その危険を伝えることである。リアルタイムVRの導入により、防災・減災に最も重要な住民の早期避難を促し、人的な被害を最小限に留める効果が期待される。
本業務は、リアルタイムVRに必要となる気象・観測データ、氾濫モデル及び平面流況計算の結果を時間軸上で同期したデータをリアルタイムVRで表示するための軽量化及びデータ参照場所を作成するものである。
リアルタイムVRを実現するためには、全国の膨大な気象・観測データがリアルタイムで集積されるとともに、大容量かつ高速のデータ転送・変換機能、高速演算機能、高度な可視化機能、データ配信機能等を有する情報基盤機能・処理機能が必要であるが、これらの機能を全て満たすものはDIAS(データ統合・解析システム)以外にはない。
国立大学法人東京大学生産技術研究所(以下、「特定法人」という)はDIASの設計・開発・製作・設置を一貫して行っており、その製造段階において特定法人が有する技術的ノウハウが多数使用されている。また、必要なデータへのアクセス設定やデータセット作成プログラムの作成等、本業務の中核をなす作業は、DIASの管理者アカウント(root権限)を保持する唯一の者である特定法人のみが可能である。
よって、国立研究開発法人土木研究所会計規定第52条第4項第1号(国立研究開発法人土木研究所契約事務取扱細則第26条第1項第2号ヘ)の規定により、上記法人と随意契約するものである。
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業務場所 |
任意
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業種区分 |
役務
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履行期間(自) |
令和 2年 9月 2日
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履行期間(至) |
令和 3年 2月 26日
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備考 |
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