土木研究所は、現場に役立つ研究を通して、その成果を社会に還元することを大切にしています。
研究の目的は、技術開発や社会実装そのものではなく、現場が抱える課題を解決することにあります。課題の中には、新たな技術開発によって解決できるものもあれば、やり方や考え方を変えることで改善できるものもあります。
土木研究所では、目の前の現場の課題に向き合いながら、100年後の社会の在り方も見据え、技術開発にとどまらず、知見や理論の蓄積がもたらす視点の転換も研究の対象としています。
技術や思想によって世界観が変わり、価値観が変わり、気がつくと社会の有り様が変わっている。土木研究所はそうした研究の醍醐味を、現場に根差した形で示し、社会に還元していく場所だと感じています。
土木研究所の重要な仕事の一つに「災害対応」があります。
日本は世界でも類を見ない災害大国であり、大規模災害は突発的に生じます。その中で被災地域の行政やその関係者に、社会的な影響の大きい判断を迫られる場面も少なくありません。
そうした状況において、管理者からの要請を受け、日ごろの研究を通じて災害に関する知見を蓄積してきた研究者が現場に赴き、技術的な支援を行います。
混乱を極める現場にいち早く入り、調査を行い、高い技術力に基づいた助言を行うこの仕事は、強い責任を伴う一方で、研究が直接社会に役立っていることを実感できる場面でもあります。
令和6年能登半島地震での調査の様子
休日は、家族で近隣の公園や施設に出かけ、子どもと遊ぶことが多いです。
駅前には生活に必要な施設がまとまっている一方で、車があれば、少し足をのばすだけで自然にも触れられる環境です。
コンパクトで暮らしやすく、子育てもしやすい町だと思います。
子どもと動物園
起床・保育園送迎
出社
(午前)メールチェック、進捗確認
朝にメールのチェック、業務発注資料の作成などの事務的な作業を行います。
その後、民間企業から出向して頂いている交流研究員さんの研究の進捗確認を行います。進捗確認では、研究の話をしたり、雑談したり、雑談したりします。
交流研究員さんは、設計や維持管理などの経験が豊富なプロの方々ですので、雑談(と言っても、道路橋のニッチな話題)からも多くのことを学びます。
現場で実際に使われる技術基準の作成を担う研究所でもあるので、実務者の方と二人三脚で現場に役立つ研究を行う点が土研の特徴です。
話が盛り上がるニッチな支承構造の例。どこが盛り上がりポイントかわかりますか? (ヒント:左右でディテールが違います)
昼食
(午後)研究打合せ、原稿作成
大学の先生や民間企業の方々と共同研究の打合せを行ったり、行政の方々と基準類の打合せを行ったりすることも多いです。
打合せやメールチェックの合間に、論文の作成や基準類原案の作成を行います。業務は多岐にわたりますが、その分、研究に集中する時間をどう生み出すかを常に考えながら仕事を進めています。
web打合せの様子
退社
17:30頃に退社し、保育園に娘を迎えに行きます。その後、夕食を食べて、お風呂に入って、だいたい娘より先に寝落ちして朝を迎えます。
保育園送迎・帰宅
寝かしつけ(娘より先に寝落ち)