若手職員座談会

若手職員座談会


MEMBER PROFILE

藤澤 志織 2023年度入所

藤澤 志織


京都府出身
環境都市専攻修了
2023年度入所
橋梁構造研究グループ

主な研究内容:
・構造物に与える地震の影響に関する研究
・地震を含めたマルチハザードに関する研究
青柳 悠大 2020年度入所

青柳 悠大


新潟県出身
社会基盤学専攻修了
2020年度入所
地質・地盤研究グループ 土質・振動チーム

主な研究内容:
・河川堤防の耐震対策技術に関する研究
・河川堤防・構造物の維持管理に関する研究


横澤 直人 2021年度入所

横澤 直人


神奈川県出身
社会基盤学専攻修了
2021年度入所
道路技術研究グループ 舗装チーム

主な研究内容:
・舗装マネジメント
・アスファルト舗装材料に関する研究
・コンクリート舗装の設計法に関する研究


始めに土研を志望した理由を教えて頂けますか?

青柳 悠大
大学ではできないような大きな規模(スケール、予算)の仕事(実験・調査)、民間企業ではできないような公的な技術基準・マニュアルへの反映といった社会的影響力の大きな仕事、国の研究機関ならではの中央省庁(国交省)と連携・協力した大きなプロジェクトができると思い、志望しました。

藤澤 志織
インターンに参加したことがきっかけです。当時、夏のインターンシップはオンライン開催でしたが、そこで土研の使命・役割を知り、現場のニーズに応えられるような研究をして社会に還元したいと思いました。また、個別説明の場を設けてもらったときに、職員の方にとても親身に対応していただいて、同じ職場で働きたいと思いました。

横澤 直人
私は大学卒業後に別の機関に就職しました。その際に、現場では、「根拠を持って仕事をする」ことが重視されていることに強い印象を受けました。特に、技術系分野では、法令に加えて、技術基準類が大きな役割を果たしています。 この経験を通じて、技術基準類を作る仕事の意義や社会的役割の大きさを感じるとともに、技術基準類を整備する仕事は、「市民生活を支える公務員」を支えるものだと思いました。その後、土研が研究を通じて「根拠の根拠をつくる」役割を果たしていることを知り、入所を検討しました。
  

学生時代の研究追い込み期に心がけていたことはありますか?

青柳 悠大
「木を見て森を見ず」にならないようにしていました。追い込まれると、物事の細部に気をとられてしまい、どうしても周辺が見えなくなりがちなので(研究だけでなく生活も)。また、過去の研究のどの位置にいるのか、現在地を見失わないように心がけていいました。

横澤 直人
研究は一定のペースで成果が出るわけでは無く、自分が満足できるところまで突き詰めるときりがありません。そのため、一定の時間間隔(1週間など)で一度切り上げて、次のステップに進むようにしました。個々の結果には満足できなくても、蓄積することで一定のまとまった成果となりますし、着実に進捗が得られているという点で精神衛生上も良いと思います。これは,現在の仕事でも心掛けています。

藤澤 志織

できる限り手戻りが発生しないよう、解析条件やデータの確認を心掛けていました。メンタル面では気持ちを高めるために、テンションが上がるような曲をよく聴いていました。

土研
みなさんの学生時代の考え方は様々なんですね。どれも参考になります!学生時代に、これだけはやっておいた方がいい!ということはありますか?

青柳 悠大
自身の研究において、先生よりも早く誰も見つけていない研究データを扱える瞬間があると思います。なかなか一人だとその発見を気付けないかもしれませんが、ぜひ新しい発見を見つけた瞬間のワクワクを楽しんで欲しいと思います。

土研

おお!!

土木研究所の一員になって、あらためてよかったと思うことはありますか?

横澤 直人
研究以外の業務も一定程度あり、それぞれの得意分野を生かして様々な活躍をする研究員が土研にはいます。さらに、土研の職員であれば、分野を問わず所内外の研究者と接する機会が多いです。そのため、(委員会などの対外活動で活躍する研究者、研究を極める研究者、企画など内部を支える分野を経験する研究者など、)様々なタイプの研究者を知ることで、自分の進む研究者像を考えるきっかけが得られます。

藤澤 志織
環境に恵まれていることです。現場を見せていただける機会が多くあることに加えて、研究者として経験豊富な先輩・上司や交流研究員として民間企業から来られている方等、様々な知識・技術を持つ方と一緒に働けるのがとても良いなと思います。

青柳 悠大
様々な分野の専門家がいて、様々な手法で物事を考えているので日々勉強になります。 土木研究所の研究対象は、最新技術を使って問題の原理原則を解明することだけが目的とはなっておらず、さらにその範囲を大きく飛び越えて、広く多くの人が使えるような技術開発をし、社会問題を解決するための提案までを含めて”パッケージ”で研究開発しているのが、すごく面白いと思います。

就活生へメッセージをお願いします

藤澤 志織
何をしたいか、どんな環境で働きたいか、じっくり考えられる機会だと思いますので、ぜひ様々な組織・企業と触れ合い、たくさんの人と話してみてください。また、就職活動や研究で忙しいと思いますが、学生のうちにいろんなことにチャレンジしてみてください。土木分野の研究職に興味がある方、ぜひ一緒に働きましょう!

横澤 直人
土研には、学部や修士からストレートに入所する方だけではなく、ドクターや別の機関での職務経験のある方も入所してきます。さらに入所後は研究チーム内での仕事が中心となるので、転職しても馴染みやすい環境だと思います。

青柳 悠大
ひとりでは成し遂げられないような“大きな”仕事を、“行政”や“政策立案”でなく“研究開発”の側面から関与したい人に、土木研究所はオススメです。 土木では実際に動いている”現場”を見ることが重視されています。就活生にとっても、足を運んで現場にいくことは、とても大事だと思います。是非、『土木研究所』という”現場”にきていただき、体験したり、ご自身の肌で感じたりしてください!
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Column

藤澤 志織


休日は、いろんなところに出かけています!

藤澤 志織 2022年度入所

青柳 悠大


社会人になって、趣味が増えました!
最近は釣りにはまっています!
青柳 悠大 2019年度入所

横澤 直人


つくば周辺の歴史を調べることを楽しんでいます!少しご紹介します

横澤 直人2
平沢官衙遺跡(つくば市) 古代の筑波郡の郡役所や穀物倉庫の遺跡で、現在倉庫が数棟復元されています。
横澤 直人2
看板建築(石岡市)
国道355号(旧水戸街道)に沿って、洋風のレトロな建築が並んでいます。
横澤 直人2
偕楽園(水戸市)
水戸には様々な史跡や文化施設がありますが、その中でも偕楽園は日本三名園の一つとして有名です。
藤澤さん、青柳さん、横澤さんや、その他の土研職員に聞いてみたいことがある場合は、是非、お問合せフォームよりご連絡ください!
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