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■国際雪科学ワークショップに参加しました(2011年9月16日〜21日) |
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池田(専門研究員)による発表(ポスター発表) |
池田(専門研究員)による発表(口頭発表) |
2012年9月16日〜21日にかけてアメリカ合衆国アラスカ州アンカレッジにおいて開催されたInternational Snow Science Workshop(国際雪科学ワークショップ)に参加しました。 このワークショップにおいて池田(専門研究員)が“PROPERTIES OF WEAK LAYERS COMPOSED OF PRECIPITATION PARTICLES IN AVALANCHE STARTING ZONES IN JAPAN”(ポスター発表)および” STABILITY INDEX CONSIDERING SLAB STRENGTH”(口頭発表)というタイトルで研究発表を行いました。 今回のワークショップには、10ヶ国以上から約700人の雪崩研究者・実務従事者が参加しておりX線による観測方法を利用した積雪の微細構造の研究、積雪の破壊現象に関する研究等、雪崩に関する最先端の研究の動向や現場での対策事例を知ることができました。また、雪崩の運動については現在当センターで行っている運動モデルの手法に近いものの発表がありましたが、流下中の雪の取り込み量や堆積量の設定については同様の問題を抱えており、これらを解決するにはフィールドでの実測方法を確立する必要があるという部分は共通した認識でした。池田の発表に対しては、スラブの強度は重要な要素であり、実用性を念頭に置いた安定度の計算手法の検討は重要である、今後スラブの強度の計測方法についても検討していく必要がある等の意見を頂きました。また、日本における雪崩発生時の積雪構造について、スイス雪・雪崩研究所の研究者とスイス・カナダとの差異について議論することもできました。期間中に開催された雪崩運動モデルのワークショップにおいては、雪崩運動モデルを道具として雪崩対策に活用するという部分で、完成度の高いソフトウェアーに触れることができ、今後の研究成果の活用を検討する上で良い事例をみることができました。 なお、ワークショップの詳細については、http://www.issw2012.com/をご参照ください。 |
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