| 新潟試験所ニュース |
(1)技術開発の必要性と目的 図−1に示すとおり、レーダアンテナから地表面に向けてパルス波を送信すると、圧雪面で反射された波と、雪中を通過し舗装面で反射された波が受信されます。 この2つの反射波の到達時間差に電磁波速度を掛けることにより圧雪厚を求めることができます。 (3)圧雪厚計測試験 (4)電磁波計測結果 |
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| 図−3 受信波記録 |
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(5)電磁波による圧雪厚と実測値 |
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| 図−4 実測値との比較 |
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(6)実用化イメージ |
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レーダアンテナを搭載した道路パトロール車により計測した線的な圧雪厚は、情報基地、除雪ステーション、薬散布車等に送られ、迅速・省力・効果的な除雪作業を行うために利用されます。また、VICS等を経由して道路利用者へ提供することにより、冬用の装備や冬期道路運転に対する心構えが促されます。 |
| (文責:早川) |