1面トピックスで掲載した新潟試験所一般公開の一コマを紹介します。 パネル展示コー ナーでは、融雪地 すべりの災害状況 や道路雪害・雪崩 災害等についてパ ネルや模型等を用 いて研究内容を紹 介しました。 土質実験コーナ ーでは、地すべり 発生地の土を使っ て「リングせん断 試験」の実験法や 目的を紹介しまし た。その他、砂の 中に埋まっている 物体が刺激を与え ると浮き上がる液 状化現象の実験を 行いました。
低温実験室コーナーでは、零下15度の室温の中で雪崩の模型実験や過冷却水の実験等を行いました。 道路雪害コーナーで は、路面すべり測定車圧雪作成及びすべり抵 抗測定装置の展示を行 い実験方法等を紹介し ました。 この他にも各研究員が模擬実験等を行い、試験所で行っている研究について分かり易く紹介し、地域住民に試験所の重要性をPRすることができました。
1 新潟試験所一般公開の実施 トピックスで紹介していますが、今年初めて一般公開を実施しました。 2 路面すべり測定車の製造 実験施設紹介シリーズで紹介した路面すべり測定車が12月22日に納入されました。 3 任期付研究員の採用 前号で紹介した竹内が、11月1日から3年間の期間で若手育成型任期付研究員として採用され、新潟試験所では初めての女性研究員が誕生しました。現在、「表層雪崩 の発生状況把握と弱層形成過程の解明」の研究で奮闘しています。 4 ニュートンのリンゴの果実が記録更新 前号までの観察日記でも紹介してきましたが、平成8年に1個の果実がなって以来初めて55個の果実がなり、秋には職員が試食し、原型の味を噛みしめました。
いよいよ冬本番を迎え、ニュートンのリンゴの木も来年の大量の収穫を期待しつつ、冬囲いをしました。2月には成長しすぎた枝を剪定し、今年度にも増して開花するように、職員一同祈っています。