■雪氷学会北信越支部発表会
5月19日石川県加賀市において、雪氷学会北信越支部研究発表会が開催され、当試験所の竹内が「新雪の剪断強度の時間変化」についてを発表しました。
■井良沢所長が第9回「砂防研究会in板倉」で講演
この会議は新潟県土木部砂防課主催で毎年開催されており、市町村や県の防災に携わる職員を主に広く砂防、地すべりなどに関する話題を中心に講演を行っているものです。場所は新潟県板倉町にある「地すべり資料館」で、資料館の設置と同時に本会議が開催されています。今年は平成13年6月15日に開催されました。まず中俣新潟県砂防課長補佐の開会挨拶ではじまり、地元の瀧澤板倉町長の歓迎挨拶に引き続き、講演が行われた。井良沢所長は「新潟試験所の課題」と題し、新潟試験所が独立行政法人になったことから、今後さらに地域との連携を強固にするとともに、現場に即した試験所の研究成果をわかりやすくスピーデイーに皆さんに還元していくとの方針を提案した。また、自身の海外出張経験(ネパール、中国など)や砂防工事事務所での経験談もまじえて講演を行った。当日は約50人の参加があり、今年度は松之山町などで融雪地すべり災害や土砂新法のスタート元年でもあり、土砂災害に関する参加者の熱気が強く感じられた。
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