吉田研究員は、地下水流動層測定方式の考案で顕著な研究成果をあげており、4月には文部科学大臣賞を受賞した所ですが、この度土木研究所理事長からも上記研究に対して業績表彰を受けられました。また、永年（20年）にわたり勤務し、職務に精励してこられたことに対しての表彰も同時に受け、三重の表彰に試験所職員から祝福されています。

今冬は、昨年に比べ雪も少なく、気候も穏やかであったためリンゴの枝葉が折れるような被害もなく無事冬を乗り切りました。
　今年はあばれ木等が多いため、職員の手によって大がかりな剪定を行い、春の芽吹きを楽しみにしていました。ところが、ニュートンのリンゴは他の改良されたリンゴと違い、前年にできた枝葉の花芽でなければ花を付けないためか、今年は花が大変少なく、剪定の難しさを痛感しているところです。なお、同時期に剪定した「ふじ」等は花をいっぱい付けました。また5月下旬のリンゴの実は21個でありましたが、現在は8個と半減してしまいました。しかし、昨年はこの時期４個だったことを考えると倍実っており秋の収穫時期が今から楽しみです。