新潟試験所ニュース

試験所の研究テーマ

白馬大雪渓土石流現地調査

 白馬大雪渓で土石流が発生したことから、新潟試験所では、7月1日武士所長、丸山・秋山主任研究員、小嶋研究員により現地調査を実施しました。土石流は、「白馬尻小屋」から上部約850m離れた大雪渓の亀裂等から土砂を流出し発生しており、平均幅30〜40mで雪渓を流下し、その一部は「白馬尻小屋」内に流入して、小屋の一部を損壊させる被害を出しています。白馬岳山頂小屋の降水量観測結果(連続降水量246mm、最大1時間降水量26mm)から判断すると、土石流は6月28日の降雨によるものと考えられます。
 このような土石流の発生形態は、わが国では今までの記録にないものと思われます。
  なお、現地調査結果は、砂防学会誌等に発表する予定です。


土石流の発生状況
(平成15年6月30日松本砂防事務所撮影)


転出者挨拶

 開発技建株式会社が、当試験所発注の「一般国道18号における非塩化物型凍結防止剤の散布効果試験作業」において優秀な成果を挙げ土木技術の向上に貢献したことにより、土木研究所理事長から優良業務表彰を受けました。表彰式は7月16日につくば市の土木研究所にて行われ、開発技建株式会社に対して表彰状及び記念品が贈られました。


ニュートンのリンゴの木観察日記 リンゴの花

 昨年に比べ、花芽が多く見られたので、リンゴの実がたくさんなるものと期待しておりましたが、現在、3個の実がなっているだけです。春先には、11個の実がついていましたが未熟のまま生育しませんでした。3個の実が成長しているので、秋の収穫時期には実っていてくれることを願っています。

職員全体写真

全体写真
吉田    阿部    秋山
山下    小嶋    小林    佐藤
丸山    武士    樋口
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