| 「岩盤斜面 振動計測法による安定性評価」 | 
| 
 | 
|  概要 | 
| 岩盤斜面 の崩壊対策は、道路防災上の重要な課題でした。しかし、従来は目視による定性的判断に依存する場合が多く、計測器による定量的な評価法は十分に確立されて いませんでした。 | 
| それに対して、常時生じている岩盤ブロック の振動や人工的な振動を与えたときの振動を測定することによって、不安定な岩盤ブロックを精度良く抽出し、監視や対策コストの適正化を図ることができま す。 | 
| 
 | 
| 
 | |
| 1. | 振動計は小型・計 量です。振動計の取り付けは、ドリルで削孔した穴に振動計の突起を差し込み、パテで固定するだけと比較的容易です。 | 
| 2. | 計測器の設置から 振動測定まで、2〜3日程度と短期間で終わります(測定点が10〜15点程度の場合)。 | 
| 3. | 事前の調査や計測 器の配置および安定性の評価に際して、斜面防災の技術者と連携することで評価の確実性がより高まります。 | 
| *画像をク リックすると拡大します(JPG:1.6MB)。 | |
| 
 | |
| ※土木研究所資料第4051号 2007.7 不安定岩盤抽出のための岩盤斜面振動計測マニュアル(案) | |
|  | |
| 
 | |
| 
 | 
| 国立研究開発法人 土木研究所 土砂管理研究グループ 地すべりチーム | 
| 
 |