土質・振動チーム PWRI SMD

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実験施設

土質・振動チームが所有する主な実験施設を紹介します。

盛土実験施設【貸付対象施設】

 長さ20m、幅20m、高さ5mの土槽で、槽内に道路盛土や河川堤防などの土構造物模型を作製することができます。 土槽の外側には水槽があり、土槽内に給水することにより、土構造物内の浸透流を再現することができ、土構造物の浸透に対する安定性の検討が可能です。 さらに、土槽上部には、降雨装置(時間雨量10~100mmまで調整可能)があり、実際の降雨現象を再現できます。
 本施設は貸付対象施設ですので 当チームにお問い合わせください。なお、貸付けの手続き、要件等についてはこちら、施設の貸付可能時期についてはこちらをご覧下さい。

盛土実験施設1 盛土実験施設2

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三次元大型振動台装置【貸付対象施設】

 平成7年兵庫県南部地震においては、従来の耐震設計では考慮していなかった非常に大きな地震動により、各種の土木構造物が甚大な被害を被りました。三次元大型振動台は、このような大規模地震時における振動を再現することにより、地盤及び各種土木構造物の耐震性を実験的に調査・研究するための実験施設です。
 本施設は貸付対象施設ですので 当チームにお問い合わせください。なお、貸付けの手続き、要件等についてはこちら、施設の貸付可能時期についてはこちらをご覧下さい。

三次元大型振動台装置1 三次元大型振動台装置2 三次元大型振動台装置リーフレット
 詳しくは、三次元大型振動台のリーフレットをご覧ください。

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大型動的遠心力載荷試験装置【貸付対象施設】

 地盤・土構造物・基礎構造物・建物などの複雑な挙動や地震による被災メカニズムを解明したり、構造物の設計・施工合理化や耐震性向上の技術を開発するためには、実物を想定した実物大実験を行うのが理想的ですが、現実にはきわめて困難です。このため通常は縮尺模型で実験を行いますが、縮尺模型で実現象を正確に再現するためには相似則を満足させる必要があります。
 遠心載荷試験装置は実物の1/N倍の縮尺模型にN倍の遠心加速度を作用させることにより実物大実験に近い結果を得ることができる装置です。
 本試験装置は、次のような特徴を有しています。

  • 世界でも最大級の遠心力載荷試験装置(有効回転半径6.6m、最大遠心加速度100G、最大搭載容量400G・ton)
  • 遠心力載荷場において東日本大震災等の大地震を再現できる大出力の加振装置を搭載(2018年4月の設備更新により主に加振能力を増強しました)
  • 遠心力載荷装置と揺動架台を一体に設計したことにより精度の高い大地震の再現が可能
  • 光ロータリージョイントの採用により、地震動の制御や実験模型内部の状態の計測などを極めて高速・高精度で行うことが可能
  • 2台の揺動架台を使用することにより、長時間の遠心力載荷を必要とする静的試験を効率的に行うことが可能
 本施設は貸付対象施設ですので 当チームにお問い合わせください。なお、貸付けの手続き、要件等についてはこちら、施設の貸付可能時期についてはこちらをご覧下さい。

大型動的遠心力載荷試験装置1

高盛土・谷状地形盛土のり面に関する実験
地中埋設物の浮き上がり実験
地中埋設物の浮き上がり実験
大型動的遠心力載荷試験装置リーフレット
 詳しくは、大型動的遠心力載荷試験装置のリーフレットをご覧ください。

遠心加速度:1G

遠心加速度:50G

遠心加速度:100G

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