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有機質廃材の資源化とリサイクルシステム
研究課題

■公共事業由来バイオマスの資源化・利用技術に関する研究
■余剰有機物と都市排水の共同処理技術の開発に関する研究
■再生材の特性を活かした利用技術の開発に関する研究
■消化ガス利用促進に関する調査
■下水汚泥焼却灰の無機質特性に着目した有効利用方法に関する調査
公共事業由来バイオマスの資源化・利用技術に関する研究
(期間:平成18〜20年度)

国土交通省管轄の公共事業からは、毎年定期的に大量のバイオマスが発生している。これらは、これまで廃棄・処分の対象とされてきたが、これらを資源と位置づけ、安全性を確保しつつ、積極的な利用を図ることが、昨今の緊急課題となっている地球温暖化対策や循環型社会構築、エネルギー資源の多様化などに大きく貢献するものである。我々は、この重要性を社会に明らかにし、具体の技術を提供していく必要がある。本研究課題では、上記の必要性を踏まえ、バイオマスを資源としてデータ管理するインベントリーシステムを開発する。また、具体の資源化技術や利用技術の開発を行う。さらに、利用技術開発にあたっては、リサイクル資材の利用形態に応じて、土壌、低湿および水中の生物への微量有機汚染物質による生物影響を定量的に評価する方法を開発するとともに、リサイクルの段階において生物影響物質を提言するための対策技術を開発する。

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余剰有機物と都市排水の共同処理技術の開発に関する研究
(期間:平成18〜20年度)

バイオマス・ニッポンの推進など、都市で発生する余剰有機物の有効利用が求められているが、発酵処理にともない発生する廃水の処理に技術的課題が残されている。従って、都市の資産であり、有機物および排水の処理に優れた能力を有している下水道施設を活用して、これら余剰有機物と都市排水とを合わせて処理して資源・エネルギー回収を行う、新たな複合処理技術の開発が求められている。本研究では、都市排水と地域社会で発生する余剰有機物を合わせて処理してエネルギー・資源回収を行う際に発生する発酵廃水を下水処理施設で効率的に共同処理する基礎技術を開発する。
本研究は、大量に発生する草木を法面保護や緑化、緑地造成、保全のための資材化技術を開発するとともに、地域や流域などにおける広域的な資源化・循環システムの構築を目指すものである。
【キーワード:】

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再生材の特性を活かした利用技術の開発に関する研究
(期間:平成18〜20年度)

再生材の土木材料利用では、これまで安全性評価の検討がなされてきたが、物性等の品質面は通常製品の規格によることが多い。今般、一般廃棄物、下水汚泥等の溶融スラグ骨材についてJIS化が予定されており、土木研究所においても「他産業リサイクル材利用技術マニュアル」が策定されたところであるが、利用用途は限定されたものとなっている。安全性の確認された再生材について、その特徴を活かした利用用途を開発するとともに、試験施工の段階など実績の少ないものについて利用を促進するための技術を開発する。本研究課題では、上記の必要性を踏まえ、溶融スラグ等を耐酸性コンクリートに利用する場合において、その特徴を活かした利用技術を開発する。また、土壌改良材として改良土を利用する場合の利用技術、有用物質の回収技術などについて検討する。 本研究は、大量に発生する草木を法面保護や緑化、緑地造成、保全のための資材化技術を開発するとともに、地域や流域などにおける広域的な資源化・循環システムの構築を目指すものである。
【 キーワード:】

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消化ガス利用促進に関する調査 (平成18年度終了)

下水汚泥の嫌気性消化から得られる消化ガスは、地球温暖化対策やエネルギー資源の多様化などとして社会的に非常に重要視されているものであるが、自治体においてはその利活用に十分な進展が見られない。このために、利活用を妨げている要因を調査分析し、解決策を見いだすと主に、利活用意欲を促す有効な技術を開発提供する必要がある。本調査では、主に次の事項に取り組む。@利活用制限要因の調査分析および解決方法の検討A小型分散型消化ガスエンジン動力技術・システムの開発
本研究は、大量に発生する草木を法面保護や緑化、緑地造成、保全のための資材化技術を開発するとともに、地域や流域などにおける広域的な資源化・循環システムの構築を目指すものである。
【 キーワード:法面緑化・蒸煮爆砕・ 緑化資材・木質廃材】

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下水汚泥焼却灰の無機質特性に着目した有効利用方法に関する調査
(平成19年度終了)

下水汚泥の約8割が焼却されて焼却灰が多量に生成されているが、その無機質特性は十分に解明されておらず、系統立てた有効利用方法が研究されていない。そのため、含有リンを資源として回収する場合に処理コストの面で問題があり、建設資材利用の安定的かつ有効な技術も限られている。本研究では、下水汚泥焼却灰のリン資源回収および建設資材利用の観点から、無機質の存在・分布状態や反応特性を明らかにするとともに、新たな資源回収方法と建設資材利用方法の提案および開発を行う。 【 キーワード:下水汚泥焼却灰・リン回収・建設資材 】

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−連絡先−
独立行政法人土木研究所材料地盤グループリサイクルチーム
〒305-8516 茨城県つくば市南原1-6 TEL: 029-879-6765 FAX: 029-879-6797

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