メニューバー
ホーム>研究成果>土木研究所出版物(共同研究報告書)>共同研究報告書第281号概要
コンテンツ
ホーム
トピックス
土木地質学とは
チームの活動
研究内容
研究成果
発表論文
 ・斜面防災分野
 ・ダム地質分野
 ・環境リスク対策分野
 ・活断層・地盤構造分野
 ・コンクリート骨材分野
 ・環境保全分野
 ・その他
土木研究所出版物

 ・土木研究所報告
 ・土木研究所資料
 ・共同研究報告書
特許技術

研究施設
スタッフ
表彰
沿革
サイトマップ

メールアドレス
共同研究報告書281号概要
資料名 活断層の位置および規模の定量的認定法に関する研究(1)
活断層の地形要素と判読
執筆者名 脇坂安彦 阿南修司 倉橋稔幸 品川俊介 他
機関 独立行政法人土木研究所 潟Aイ・エヌ・エー 基礎地盤コンサルタンツ梶@国際航業梶@潟_イヤコンサルタント アイドールエンジニヤリング梶@川崎地質梶@褐嚼ン技術研究所 サンコーコンサルタント梶@中央開発梶@日本工営梶@潟jュージェック パシフィックコンサルタンツ梶@八千代エンジニヤリング梶@
巻号 No.281 発行年月 2002年6月
要旨  本報告書は、土木研究所と民間13社との共同研究「活断層の位置および規模の定量的認定法に関する研究」における平成11〜13年度の成果をまとめ、空中写真による活断層地形判読の確からしさを分析したものである。
 本研究では、山地の活断層地形判読の確からしさを分析するために、活動履歴の明らかな断層の地形要素を判読し、生じた判読成果の差を、「地形としての確からしさ」と「判読の技術的熟練度」に大別し解析した。その結果、「地形としての確からしさ」が判読成果に与える要因として、地形要素の断層内における位置、ずれ方向、地形場などの相違にあることを明らかにした。また、「判読の技術的熟練度」では、能力を階層化・点数化・序列化させ、エキスパート度数として評価した。
目次
 まえがき

 1. はじめに
  1.1 研究の目的と範囲
  1.2 空中写真による活断層地形判読の確からしさ

 2.空中写真による活断層地形判読基準と方法
  2.1 活断層とリニアメント
  2.2 抽出すべき地形要素
  2.3 活断層の記載
   2.3.1 判読地形要素
   2.3.2 活断層の位置
  2.4 空中写真による活断層地形判読方法
   2.4.1 判読に用いた写真・基図・用具
   2.4.2 判読範囲
   2.4.3 判読方法
  2.5 判読の読み合わせ
   2.5.1 読み合わせ結果シート
   2.5.2 読み合わせ結果シートの構成

 3.対象断層

 4.認定された線状模様の地域別記載と特徴
  4.1 東北日本
  4.2 南関東
  4.3 中部・北陸
  4.4 近畿三角地帯
  4.5 近畿三角地帯以西
  4.6 非活断層

 5.活断層の地形的特徴に関する考察
  5.1 断層タイプ
  5.2 地形場
  5.3 地形要素の空間分布
  5.4 断層末端部の地形的特徴
  5.5 地形要素のグループ化
  5.6 断層の活動性
  5.7 活断層に特徴的な地形要素

 6.丹那断層・市之瀬断層の判読結果
  6.1 各者の判読による基礎資料の作成
   6.1.1 市之瀬断層周辺の地形地質概要
   6.1.2 丹那断層周辺の地形地質概要
   6.1.3 市之瀬断層と丹那断層の既往トレンチ調査
   6.1.4 各者の判読結果図表
  6.2 判読結果重ね合わせ図
  6.3 判読結果比較一覧表
  6.4 判読結果の概要
   6.4.1 市之瀬断層の判読結果概要
   6.4.2 丹那断層の判読結果概要

 7. 活断層認定の一致度に関する考察
  7.1 地形的要因に関する考察
   7.1.1 活断層地形要素認定に関する考察
   7.1.2 活断層地形とリニアメント相互の認定に関する考察
   7.1.3 共通に抽出される地形要素のリニアメント判読への貢献
  7.2 判読者の個人差に関する考察
   7.2.1 判読者の個人データの分析
   7.2.2 地形要素認定における判読能力の差
   7.2.3 リニアメント認定における判読能力の差
   7.2.4 断層間の地形とリニアメント認定率との比較
   7.2.5 判読者に求められる個人能力
   7.2.6 活断層の「地形としての確からしさ」と「判読の技術的熟練度」に関するまとめと今後の課題
  7.3 地形と個人差に関するまとめと今後の課題

 8.活断層地形への地形計測的手法の適用
  8.1 活断層地形判読へのGIS適用
  8.2 DEMを利用した接峰面図の作成
   8.2.1 使用したデータ
   8.2.2 方眼法による方眼サイズの検討
   8.2.3 接峰面図の作成
   8.2.4 考察
  8.3 横ずれ断層変位量と上流側集水面積の関係
   8.3.1 使用したデータ
   8.3.2 横ずれ断層の変位量計測
       
 9.まとめと今後の課題

 参考文献

▲戻る

−お問い合わせ−
国立研究開発法人土木研究所 地質・地盤研究グループ 地質チーム
〒305-8516 茨城県つくば市南原1-6 TEL: 029-879-6769 FAX: 029-879-6734

Copyright (C) 2005-2016 国立研究開発法人土木研究所