
自然共生研究センターについて
センターの想いAbout Us
「いい川を、未来へ。」
河川環境分野でNeeds とSeeds を意識した研究を進める
人口減少や社会インフラの老朽化、激甚災害の多発により、河川をとりまく状況は変化しています。その中で、流域治水やグリーンインフラ、BIM/CIM といった新しい考えや技術革新が出てきました。こうした時代の変化をとらえつつ、河川環境の「今」 を支援できる「Needs」を意識した研究を進めています。
カーボンニュートラルのような社会の大きな変革は、50 年以上も前から続けられてきた研究の成果といえます。研究は時間がかかるため、社会が求める成果をすぐに出せないもどかしさもあります。しかし、続けるからこそ深く理解することができ、社会をより良い方向へ導く礎となります。過去の積み重ねを大切に、「将来」を支えられる「Seeds」としての研究を進めています。
自然環境と人間の共生のためには、生態学や土木工学といった異なる研究分野の融合が必要です。
異分野の研究者が協同して、河川環境に関する研究を進め、成果を広く普及することを目指しています。
世界最大級の実験河川を用いて
研究を進めることができます
自然共生研究センターにある実験河川では、河道形状や 流量、水温など様々な要因をコントロールすることができ、自然の川では検証が困難な現象を再現して効率的に調 査研究を行うことができます。
3本の川があります
1本の真っ直ぐな川と2本の曲がった川があります。 それぞれの条件を変えて比較実験を行うことができます
洪水と渇水を起こすことができます
自然の川から水を引いて、上流に貯め、水量をコントロールしながら川に水を流すことができます。
様々なしかけが作ってあります
瀬や淵、ワンドなどが作られ、生き物が空間をどのように利用しているか調べることができます
高い生物多様性が示されています
実験河川は人工的に作られたものですが、多くの生物がみられ、高い生物多様性を有しています



「実験河川バーチャルツアー」はこちらから ご覧いただけます
当研究センターの研究についてAbout Us

研究課題詳細
自然共生研究センターでは「河川」を中心に、明日の自然環境を良くする研究と、10年後の自然環境が良くなる研究を進めています。自然環境と人間の共生のためには、生態学や土木工学といった異なる研究分野の融合が必要です。異分野の研究者が協同して、河川環境に関する研究を進め、成果を広く普及することを目指しています。