
ARRCNEWS
ARRC NEWS(アーク ニュース)は、研究成果の内容をわかりやすく解説したニュースレターです。
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ARRCNEWS 20周年特別記念号
各ページ毎に読む
- 表 紙:(877KB)
- 目次・巻頭言:(571KB)
- Page2,3:(1.35MB) 自然共生研究センター20年の軌跡 1~10年
- Page4,5:(1.83MB) 自然共生研究センター20年の軌跡 11~20年
- Page6,7:(1.11MB) 自然共生研究センターの主な活動記録
- Page8,9: (976KB) 大河川に特徴的な氾濫原環境の保全を目指して
- Page10,11:(1.19MB) 中小河川の課題を理解し、現場で使える技術を開発する
- Page12,13:(976KB) ダム下流の生物に配慮した適切な土砂供給を目指して
- Page14,15:(942KB) 官民連携の川づくり・河川管理を目指して
- Page16,17:(1.54MB) 河川環境研究の発展に向けてのメッセージ1
- Page18,19:(1.46MB) 河川環境研究の発展に向けてのメッセージ2
- Page20,21:(1.2MB) 実験河川の研究特集
抜粋記事
官民連携の川づくり・河川管理を目指して
河川に関する事業を行う際には地域住民と行政が情報を共有し、合意形成を図ること必要です。しかしその方法論は確立されておらず、地域住民の理解を得るためには具体的に何が有効か不明な点も多く課題となっています。ここでは市民の川への関心を高める河川環境教育プログラム及び展示ツールについて紹介します。また、河川法改正から20年の変遷を整理しました。
キーワード:官民連携、市民活動、展示、体験型プログラム
ダム下流の生物に配慮した適切な土砂供給を目指して
土砂が供給されなくなったダム下流では、洪水のたびに砂礫が流されることで河床が粗粒化し、生物相が大きく変化することが知られています。土砂と生物への影響を緩和するために、土砂バイパスなどの再生事業が実施されてきました。本研究では埋没や濁水などによる生物への影響を評価するとともに、実際の土砂バイパス運用による河床環境改善効果を検証し、効果的な土砂供給事業の確立を目指しています。
キーワード:ダム、土砂供給、粗粒化、アユ
中小河川の課題を理解し、現場で使える技術を開発する
全国の河川延長の9割を占める「中小河川」は、国が整備する河川と比較して予算等制約が多いため整備水準が低く被災を生じやすいことや、河道の維持管理が困難な場合もあること、また河道整備によって河川の生物生態系・環境や景観が変わりやすいことなどが課題です。こうした中小河川特有の課題に応え、河道整備や管理が適切にされるための研究開発を行っています。
キーワード:バーブ工、護岸ブロック、断面形状、維持管理
大河川に特徴的な氾濫原環境の保全を目指して
氾濫原は生物多様性保全の観点から重要な景観要素です。現代では河床低下や樹林化の影響もあり、今では河川近傍にわずかに残る領域に限られてしまいました。氾濫原を主な生息場所とする淡水性二枚貝類やタナゴ類など多くの種が絶滅危惧種となっています。本研究ではワンド・たまりに生息する淡水性二枚貝に注目し、氾濫原の劣化機構と修復に関する研究を進めています。
キーワード:ワンド、たまり、氾濫原、淡水性二枚貝
ARRCNEWS14 -ダム下流に土砂を流す-
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- 表 紙:(264KB)
- Page1:(402KB)自然共生研究センター実験施設の特徴
- Page2:(1.11MB)特集 ダム下流に土砂を流す-健全な河床を目指して-
- Page3:(481KB)Page2の続き
- Page4:(416KB)Page3の続き
- Page5: (540KB)現場との連携 糸貫川清流平和公園の水辺~2016年土木学会デザイン賞優秀賞を受賞~
- Page6:(541KB)研究の最新情報 魚類が生き残るために必要な川の長さ 文:末吉 正尚コンクリート護岸ブロックのテクスチャーに関する定量的な景観評価方法の提案 文:手代木 賢治
- Page7:(468KB)自然共生の今 トキとコウノトリの野生復帰 文:河口 洋一Information & news
抜粋記事
ダム下流に土砂を流す
土砂がダムでせき止められると、ダム下流の川底に生育する藻類が剥離されず異常繁茂を起こすなど、不健全な環境となります。そのためダム上流と下流をつなぐトンネルにより、土砂をためることなく通過させる対策が実施されています。ダム下流の生物環境がどの程度改善されるか、モニタリングを継続して変化を捉える取り組みが進められています。
キーワード:ダム、土砂、付着藻類、アユ
ARRCNEWS13 -中小河川の維持管理を巡って-
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- 表 紙:(1.04MB)
- Page1:(1.06MB)自然共生研究センター実験施設の特徴
- Page2:(1.06MB)特集 中小河川の維持管理を巡って-植物の繁茂の抑制と川の断面形状- 文:大石 哲也
- Page3:(PFD:691KB)Page2の続き
- Page4:(691KB)Page3の続き
- Page5: (1.12MB)現場との連携 水際に寄り洲を形成し、川の形と流れに変化を与える「バーブ工」 文:原田 守啓
- Page6:(1.12MB)研究の最新情報 アユに対する濁りの影響 文:加藤 康充護岸ブロックの持つテクスチャーの印象調査 文:櫻井 玄紀
- Page7:(663KB)展示見聞録 人と川との関わりを体験的に学べる 埼玉県立川の博物館 かわはく 文:渡辺 友美Information & news
抜粋記事
中小河川の維持管理を巡って
平成22年の技術基準の中で、流量の確保には川幅を拡げることが求められています。しかし、単純な拡幅では河床全体に植物が繁茂し、維持管理の手間が増えてしまいます。維持管理の手間を軽減化するために、拡幅時に横断面形状にどのような工夫をすればよいのかを検討しました。
キーワード:中小河川、横断面形状、維持管理の軽減化、植物
ARRCNEWS12 -守るべき河岸の環境機能-
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- 表 紙:(217KB)
- Page1:(234KB)自然共生研究センター実験施設の特徴
- Page2:(299KB)特集 河岸は河川景観や生物の生息場所・移動経路としての役割を担っています。
- Page3:(PFD:240KB)生物の生息場所・移動経路に適した河岸の物理環境条件を明らかにしました。 文:尾崎 正樹
- Page4:(279KB)Page3の続き
- Page5: (320KB)研究の最新情報 高水敷切下げ時期に配慮し樹林化の抑制を 文:大石 哲也 砂が流れることの重要性 文:森 照貴
- Page6:(279KB)現場との連携 木曽川のワンド環境改善の取り組み 文:白江 健造 河川環境の情報発信 ポイントブックⅢが発刊となりました!! 文:萱場 祐一
- Page7:(327KB)河川環境行政の今 アザメの瀬 文:宮成 秀一郎 Information & news
抜粋記事
守るべき河岸の環境機能-ARRC NEWS12より-
平特に中小河川においては川幅に対して河岸の割合が大きくなるため河川環境における河岸の役割は大きくなります。しかしながら、河川改修などにより河岸の環境機能が劣化している例が散見されます。そこで、生物の生息場所・移動経路に適した河岸の物理環境条件を明らかにしました。
キーワード:河川景観、護岸、移動経路、物理環境、湿潤度
ARRCNEWS11 -二枚貝の減少と再生への道-
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- 表 紙:(387KB)
- Page1:(233KB)自然共生研究センター実験施設の特徴
- Page2:(551KB)特集 氾濫原は淡水性二枚貝の大事な棲家です
- Page3:(PFD:689KB)ワンド・たまりと水路における二枚貝の生息条件を明らかにしました。 文:永山 滋也・根岸 淳二郎
- Page4:(689KB)Page3の続き
- Page5: (795KB)研究の最新情報 アユは河床付着膜に対して選択性があるか? 文:皆川 朋子 生物の移動経路としての河岸の機能 文:上野 公彦
- Page6:(800KB)現場との連携 童謡にも歌われる「故郷の春の小川」を取り戻すために 文:三輪 芳明 河川環境の情報発信 地域住民が支える氾濫原の再生 文:真田 誠至
- Page7:(750KB)河川環境行政の今 木曽川におけるイタセンパラに関する取組 文:水谷 直樹 Information & news
抜粋記事
二枚貝の減少と再生への道
河川の増水により水が溢れ、浸水する範囲を氾濫原と言います。氾濫原には、淡水性二枚貝の棲家となる独特の水域環境が形成されています。しかし現在、二枚貝は人知れず且つ急速にその姿を消しています。そこで、二枚貝が生息できる氾濫原水域とは、どのような環境なのかを明らかにしました。
キーワード:二枚貝、生息条件、氾濫原、農業用水路、ワンド
ARRCNEWS特別記念号
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抜粋記事
河岸・水際域を保全・修復するために
河岸域と水際域は様々な生物の生息場になっています。しかし,川づくりをする上での基礎的な知見は不足しています。ここでは水際域に見られる植物と石礫に着目し、物理環境と生物の生息量との関係について紹介します。
キーワード:多自然川づくり、修復工法、水際植物、石礫
流量、土砂、生物相を回復させ、健全な河川生態系を取り戻す
流量と土砂は河川環境を形成する重要な要素です。近年では、フラッシュ放流や土砂還元などが試験的に実施されるようになってきました。ここでは、ダム下流域を対象にした河川流量管理に関する研究について紹介します。
キーワード:河床環境、フラッシュ放流、アユの摂餌、土砂還元、底生動物
二枚貝の生息する氾濫原環境の劣化と修復
氾濫原は河川が洪水時に氾濫する領域です。現在,氾濫原機能を果たしうる環境は、堤防内のワンドと農業用水路の2つにほぼ限られます。ここでは、2つの氾濫原環境の劣化機構と修復について紹介します。
キーワード:イシガイ目二枚貝、タナゴ類、氾濫原、ワンド
河川環境の情報発信と環境教育
河川環境に関する事業を行う際には、地域住民と行政とが情報を共有することが重要です。ここでは河川環境情報を伝達する上で捉えにくい現象とその理由について整理し、具体的な発信手法の提案を検討しました。
キーワード:河川環境の現象、展示、動画コンテンツ、環境教育プログラム
ARRCNEWS10 -水草の機能を活かす-
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- 表 紙:(647KB)
- Page1:(801KB)自然共生研究センター実験施設の特徴
- Page2:(991KB)特集 水草の機能を活かす
- Page3:(PFD:464KB)水草は、池の水を浄化し、小さな魚の隠れ家として機能します。 文:中村 圭吾
- Page4:(505KB)Page3の続き
- Page5: (880KB)研究の最新情報 生物の摂食と河床の健全性 文:皆川 朋子 魚類の洪水時の避難場所:河道の動と不動の重要性 文:佐川 志朗
- Page6:(607KB)現場との連携 発電ダム下流の流況回復に伴う河川環境の変化 文:根岸 淳二郎 河川環境の情報発信 湖岸につくられた水質浄化の実験施設 文:真田 誠至
- Page7:(513KB)河川環境行政の今 小川原湖の湖沼環境管理 文:松川 正彦 Information & news
抜粋記事
水草の機能を活かす-ARRC NEWS10より-
水草、なかでも沈水植物は水をきれいにし、生き物の住みかとして機能します。これらの機能を活用して、湖沼や池の水環境を改善する取り組みが始まっています。水草の自然再生も国内外で進められています。
キーワード:水草、沈水植物、水質浄化、隠れ家
ARRCNEWS9 -知られざる間隙の世界-
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- 表 紙:(1.25MB)
- Page1:(982KB)自然共生研究センター実験施設の特徴
- Page2:(1.16MB)特集 知られざる間隙の世界
- Page3:(PFD:556KB)礫の間隙は魚達のすみかとして大切であり、種によって礫のサイズや形に好みがあることが確認された。 文:佐川 志朗
- Page4:(585KB)Page3の続き
- Page5:(721KB)研究の最新情報 ダム下流の河川生態系 文:片野 泉 /二枚貝の生息環境 文:根岸 淳二郎
- Page6:(672KB)現場との連携 砂鉄川での取り組み 文:秋野 淳一 河川環境の情報発信 流程ごとに川の環境を展示する 文:真田 誠至
- Page7:(666KB)河川環境行政の今 多自然川づくりの推進について 文:原田昌直/Information & news
抜粋記事
石の隙間を利用する魚たち-ARRC NEWS9より-
河底や川岸には多くの石が存在します。石の形状や配置は流程によって特徴がある為、石によって形成される隙間も渓流、谷底河川、扇状地河川では異なります。今回の特集では、礫の間隙に棲む魚達を調べました。
キーワード:魚類の生息場、石礫、間隙、河岸工法、ネコギギ
ARRCNEWS8 -アユの棲む川へ-
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- 表 紙:(1.27MB)
- Page1:(1MB)自然共生研究センター実験施設の特徴
- Page2:(327KB)特集 アユの棲む川へ
- Page3:(PFD:594KB)アユの餌となる河床付着物の質は、河川流況と密接に関係していることが確認された。 文:皆川朋子
- Page4:(685KB)Page3の続き
- Page5:(742KB)ハビタットの豆事典 ハビタットを評価するテクニックHEP(ヘップ) 文:田代喬 /川底の小さな仲間達 文:片野泉
- Page6:(583KB)川と共に「夜の川」 文:真田誠至 展示見聞録 アクア・トト。ぎふ 文:野村千穂
- Page7:(746KB)人と魚が共存する豊かな水域環境の創出をめざして 文:児玉文夫/ARRCの環境教育
抜粋記事
川の流れと付着藻類
川底の礫には、付着藻類を主体とした生物膜(河床付着物)が形成されています。これを餌とする代表的な魚類として、アユがあげられます。今回の特集では、アユの餌資源としての視点から河床付着物の状態に注目しました。
キーワード:アユ、コケ(河床付着物)、はみ跡、強熱減量
ARRCNEWS7 -川の一次生産と自濁作用-
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- 表 紙:(194KB)
- Page1:(135KB)自然共生研究センター実験施設の特徴
- Page2:(601KB)特集 川の一次生産と自濁作用
- Page3:(PFD:538KB)2地点間の溶存酸素濃度から一次生産速度を推定することができます 文:萱場祐一
- Page4:(780KB)実験河川における自浄作用と自濁作用/洪水は“自浄作用”を強化するか?
- Page5:(862KB)ハビタットの豆事典 川底の石の表面の状態は流況のバロメータ(付着藻類編) 文:皆川朋子 /魚の子供達の棲んでいる場所 文:佐川志朗
- Page6:(1115KB)川と共に「小さな川に棲む魚」 文:真田誠至 展示見聞録 蔵前水の館 文:吉冨友恭
- Page7:(448KB)市民活動が長良川の環境保全に果たす役割/ARRCの環境教育
抜粋記事
川の一次生産と自濁作用
付着藻類は過剰に繁茂すると、川を汚す作用、すなわち、自濁作用を引き起こします。本号では、実験河川で付着藻類の生産速度を実測し、上流から流入する有機物量と川の中で生産される有機物量の比較を行い、自濁作用の大きさを把握しました。
キーワード:自濁作用、自浄作用、有機物、一次生産速度、洪水
ARRCNEWS6 -水辺の植物と生き物たち-
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- 表 紙:(345KB)
- Page1:(308KB)自然共生研究センター実験施設の特徴
- Page2:(309KB)水際を構成する「陸上部」と「水中部」の植物
- Page3:(PFD:228KB)「水生生物にとっての水際域の機能」に寄せて 文:中村 太士 水際にある僅かな植物が、水生生物の生息場として重要であることを実感した。文:河口洋一実験の目的/実験方法/植物の刈り取りによって、各処理区の物理環境は変化する。
- Page4:(228KB)水際にある僅かな植物が、水生生物の生息場として重要であることを実感した。水中カバーの有無は、水生生物の分布に強く影響する。失われた「水際域の機能」の復元に向けて。
- Page5:(315KB)ハビタットの豆事典 魚類生息場所の分布と構造/ 護岸と水際域
- Page6:(315KB)川と共に「米国における河川の自然環境研修」 文:萱場祐一
- Page7:(345KB)INFORMATION & NEWS 北九州市の河川再生の取り組みについて 蘇った撥川
抜粋記事
水生生物にとっての水際域の機能
河岸・水際域に生育する植物は,陸上部(陸上カバー)と水中部(水中カバー)に分けられ、両者のバランスが魚類や甲殻類の生息に影響していることがわかりました。特に水中カバーは流速を低減し、水生生物の隠れ場を提供します。
キーワード:水際植物、魚類の生息場、自然河岸、コンクリート護岸
ARRCNEWS5 -流量変動 河川のダイナミズム・生物の営みを取り戻す-
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- 表 紙:(129KB)
- Page1:(99KB)自然共生研究センター実験施設の特徴
- Page2:(59KB)河川の流量管理
- Page3:(PFD:32KB)河川の新たな問題となっている流量の安定化と藻類 文:福嶋悟出水に関する実験により,流量増加と生物とのいくつかの関連が示唆された。文:皆川朋子出水と付着藻類の剥離・掃流に関する実験
- Page4:(43KB)流量増加と魚類の遡上に関する実験
- Page5: (60KB)ハビタットの豆事典 森と川のつながり(2) 文:河口洋一/植物と水質 文:中村圭吾
- Page6:(44KB)川と共に「米国における河川の自然環境研修」 文:萱場祐一展示見聞録「山口県立きらら浜自然観察公園 文: 吉冨友恭
- Page7:(57KB)INFORMATION & NEWS「ひょうごの川・自然環境調査マニュアル」について
抜粋記事
フラッシュ放流と河床環境の関係
洪水による攪乱や流量の変動は、河川の形態やハビタットの形成、物質動態と密接にかかわっています。今回は、洪水と付着藻類の剥離・掃流に関する実験と、流量増加による魚類の遡上に関する実験について紹介します。
キーワード:流量管理、洪水、付着藻類の剥離、魚類の遡上
ARRCNEWS4 -パラサイト・マーカー 生き物をつなぐ寄生虫-
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- 表 紙:(279KB)
- Page1:(366KB)自然共生研究センター実験施設の特徴
- Page2:(394KB)寄生虫を「生きた指標」として魚の動きを探る。/幼魚も広い範囲を生息場所として利用している。
- Page3:(455KB)特集「寄生虫から生態系をみる」に寄せて 文:竹門康弘寄生虫の生活環を調べることで、河川間の生態系情報を得ることができた 文:浦部美佐子
- Page4:(455KB)* 材料と方法 / * 結果 /* 考察
- Page5:(387KB)ハビタットの豆事典 森と川のつながり(1) 文:河口洋一/川底の生き物と細粒土砂と流域 文:山田浩之
- Page6:(478KB)川と共に「米国における河川の自然環境の復元とその現状」 文:萱場祐一展示見聞録「目黒寄生虫館」 文:吉冨友恭
- Page7:(503KB)INFORMATION & NEWS 「岐阜県が取り組んでいる自然の水辺復活プロジェクトについて」
抜粋記事
寄生虫から川の生態系を見る
寄生虫の多くは、一生のうちに数種類の決まった生物の間を移動する性質を持っています。寄生虫を指標として魚類の移動を調べたところ、幼魚のうちから長距離を移動し、広い範囲を生息場所としていることが明らかになりました。
キーワード:指標寄生虫、生物タグ、魚の移動
ARRCNEWS3 -Educational and Ecological EXHIBITION
実験河川における研究解説パネルの開発-
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- 表 紙:(196KB)
- Page1:(114KB)自然共生研究センター実験施設の特徴
- Page2:(425KB)実験河川における研究解説パネルの開発。情報の受け手と送り手の双方から効果的な情報伝達について考える。
- Page3:(46KB)自然共生研究センターで育む夢 文:前迫孝憲利用者と一緒に展示を評価して、河川の情報特有の表現の難しさを実感した。 文:吉冨友恭
- Page4:(66KB)*完成した解説パネルのポイント。今後に向けて。
- Page5:(53KB)ハビタットの豆事典河辺に広がるマダケ林。文:洲崎燈子/寄生虫から見た生態系 文:浦部美佐子
- Page6:(42KB)川と共に「水族館の展示を見て」 文:尾澤卓思展示見聞録「紫江’S水環境館」 文: 吉冨友恭
- Page7:(72KB)INFORMATION & NEWS 共生センターとスタートした総合的な学習の時間のモデルづくり
抜粋記事
実験河川における研究解説パネルの開発
自然共生研究センターでは、多くの人々に対して常時、情報を整理して伝達することができる”展示”を研究テーマの一つに掲げています。今回の特集では、河川に関する研究をわかりやすく解説するために行ったパネルの開発について紹介します。
キーワード:展示、ハンズ・オン、利用者参画
ARRCNEWS2 -河原らしさを守る 河原植物と外来植物-
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- 表 紙:(59KB)
- Page1:(102KB)自然共生研究センター実験施設の特徴
- Page2:(72KB)河原植物と外来植物。在来植物の衰退は外来植物の影響が大きい。
- Page3:(32KB)河原全体が実験室 文:鷲谷いづみ河原本来の景観を取り戻すためには、外来種の管理がカギとなることを確認した。文:西廣淳
- Page4:(23KB)*選択的な除去をしないかぎり,外来植物が優占する。*外来植物の繁茂で河原植物の個体数・サイズが減少。*河川環境管理のための「外来植物除去」に向けて。
- Page5:(51KB)ハビタットの豆事典時とともに移り変わる木曽川の河原。 文:宮崎惇河原には、どんな昆虫が生息する? 文:須田真一
- Page6:(41KB)川と共に「世界で進む、河川の自然復元 文:島谷幸弘展示見聞録「アクアマリンふくしま4F」 文:吉冨友恭
- Page7:(71KB)INFORMATION&NEWS 情報発信基地としての自然共生研究センター
抜粋記事
河原植物と外来植物
河原植物の衰退を招いている主要な原因の一つとして、外来植物の影響があげられます。外来植物と河原固有の在来植物との関係について調べたところ、外来植物の選択的な除去を行わない限り、外来植物が優占する植物となってしまうことが分かりました。
キーワード:河原植物、在来植物、外来植物、河原の保全
ARRCNEWS1 -魚の棲む川へ。「瀬と淵」、そして「水辺の植物」-
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- 表 紙:(167KB)
- Page1:(450KB)自然共生研究センター実験施設の特徴
- Page2:(251KB)「瀬と淵」,そして「水辺の植物」。魚の生息場所と生息量には密接な関係がある。
- Page3:(PFD:264KB)厳密なデータとして提示された初めての試み 文:水野信彦こんな小さな河川でも,瀬と淵は重要な生息場所であることを実感した。 文:萱場祐一
- Page4:(415KB)*やっぱり、「早瀬」と「淵」には魚が多い。*水際だけでなく,川底の形も大切なポイント。
- Page5:(318KB)ハビタットの豆事典*なぜ?場所によって大きさや形が違う川の石。文:佐合純造* 川底は水生昆虫のハビタット。文:清水高男
- Page6:(293KB)川と共に「20世紀型技術と多自然型川づくり」 文:島谷幸弘展示見聞録「東京都葛西臨海水族園内」 文:吉冨友恭
- Page7:(255KB)INFORMATION & NEWS ARRCと読者を結ぶ広場
抜粋記事
魚の生息場所と生息量の関係
魚類の生息場所を類型化し、これらと魚類の生息量との関係を調べたところ、「早瀬」「淵」における生息量は、「平瀬」「とろ」に比べて有意に大きく、実験河川のような小規模河川でも瀬と淵の生息量に及ぼす効果が確認できました。
キーワード:川の形態、瀬淵構造、魚類の生息場