実験河川を活用して河川における自然環境の保全・復元方法について調査・研究を行っております

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実験河川で「流れる水のはたらき・外来種」についての課外学習を実施しました

日 時 2009年9月16日(水)
会 場 自然共生研究センター 実験河川

1.実験河川に移動
2.川の中に設けられたポイント
3.水深を測りました
4.熱心にワークシートに記入 
5.カーブの内側の速さはどうかな?
6.外来生物ってなんだろう?  
 愛知県常滑市の小学5年生47名が、「流れる水のはたらき」「外来生物」について、課外学習を行いました。
理科学習「流れる水のはたらき」の予習を兼ね、実験河川を使って水の特徴を学習しようというものです。

自然共生研究センターの実験河川には、全長800mの川が3本流れています。そのうちの2本に蛇行した川があり、その川の特徴を活かして学習を行いました。
ポイントは、@侵食(けずる)A運搬(はこぶ)B堆積(つもらせる)C川の外側D川の内側、の5つです。これらを実験河川の河道内に目印をたて、その場所で流速と水深をはかりました。

まず子どもたちに、「川の外側と内側は、どっちが速い?」「どっちが深い?」など予測を立て答えてもらいました。川での遊びが少ない最近の子どもたちは経験値が少ないため、一所懸命予想して答えたのですが、正解とならなかった子どももいました。それでも、手のひらサイズの小さなスッポンを見つけた子どもたちは大喜び。とても楽しい課外学習になったことと思います。

次に、外来生物についての学習を行いました。外来生物とは、「本来その地域にはいないのに、人によって他の地域から持ち込まれた生物」で、国外から持ち込まれたものだけではなく国内の移動も問題であることを学びました。
また、国内における外来生物の影響や実験河川にいる外来魚、当センターの研究についても紹介しました。

最後に、私たち自身にもできることとして、「外来種を入れないようにする(予防)」「入ってしまった外来種を取り除くこと(除去)」、また、ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)を例に、「生き物は責任を持って飼うこと」を伝え、プログラムを終了しました。

本プログラムを通じて、水および川の特徴や川の危険性、外来生物の影響についてより理解を深め、これからの授業に知識を深めてくれることを願っています。


                         (川島 亜紀子)


今回のイベントで使用したワークシートはコチラ
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