実験河川を活用して河川における自然環境の保全・復元方法について調査・研究を行っております

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実験河川で「外来種・流れる水のはたらき」について学習しました

日時・団体 2010年7月21日(水)  愛知県常滑市立 三和小学校 9:30〜10:30
2010年7月28日(水)  愛知県常滑市立 西浦北小学校、西浦南小学校 9:10〜10:20
2010年8月2日(月)    愛知県常滑市立 小鈴谷小学校 9:00〜10:30
会 場 自然共生研究センター 実験河川

1.実験河川に向っています
2.この写真の生きものは外来種?在来種?
3.流れる水のはたらきには「浸食」「運搬」「堆積」があります
4.水深を測っています
5.流速を測っています
 愛知県常滑市の三和小学校5年生43名、西浦北小学校5年生51名、西浦南小学校5年生26名、小鈴谷小学校5年生47名が実験河川にて「外来種・流れる水のはたらき」について学びました。

 はじめに、「外来種」についてのプログラムを行いました。他の地域から持ち込まれた生き物や植物を、外来種と呼んでいますが、実験河川にもヌートリアやオオキンケイギクなどの外来種がいることを紹介しました。また、世の中に知られている生きものや植物の写真を見せながら、外来種か在来種かを当てるクイズをしてもらいました。子どもたちは、積極的にクイズに参加していました。そして、外来種によって在来種に影響が及び、少なくなってしまうことや、入ってしまった外来種をどうしたらよいのか、また、外来種を入れないために何ができるかを学習しました。

 次に、当センターにある実験河川を使って「流れる水のはたらき」について学習しました。「流れる水のはたらき」には「浸食」・「運搬」・「堆積」のはたらきがあることを解説し、その「流れる水のはたらき」によって形づくられた川の形状を確かめました。水の流れが強く「浸食」された部分は大きな石が多いこと、水深が深いこと、流れが速いことを測定して確かめました。また、「浸食」された砂などが流れの緩やかな場所に「堆積」していることも確かめました。その部分は細かい粒子の砂が多いこと、水深が浅いこと、流れがほとんど無いことを、測定して確かめました。子どもたちは実際の川で形状を見たり、水の流れを測定して学ぶことで、より知識を深められたのではないかと思います。


                           (深尾 敦子)
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