実験河川を活用して河川における自然環境の保全・復元方法について調査・研究を行っております

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「箱めがねで川の中をのぞいてみよう」を開催しました

日 時 2011年8月2日(火) 13:00〜14:20
会 場 自然共生研究センター研究棟、実験河川

1.箱めがねを作成中
2.いろんな箱めがねが出来ました
3.スタッフより観察のポイントを聞いています
4.川底ってどうなっているの?
5.生きものは水際など植物の近くに多く見られます
 各務原市役所の企画による「夏の動く市民教室」プログラムの一環として、実験河川にて体験型学習「箱めがねで川の中をのぞいてみよう」を実施し、各務原市在住の親子16名が参加しました。


 川は、外から見ると、川の流れや太陽による反射などによって川底や魚など生きものの様子がよく見えません。そこで、今回子ども達にはそれぞれオリジナルの箱めがねを作ってもらい、川の中や川底の様子がどうなっているのか、また川にはどんな生きものがどんな所に棲んでいるのかを観察しました。


 まず始めに、自然共生研究センターの研究棟にて、箱めがねを作成しました。箱めがねの材料は、ペットボトルや牛乳パックなど、家庭でも簡単に手に入るものばかりです。子ども達はスタッフから作り方を聞き、それから出来上がった箱めがねに思い思いに絵を描き入れ、自分だけのオリジナル箱めがねを完成させました。


 その後、出来上がった箱めがねを持って実験河川に移動し、川の中を観察しました。スタッフから観察の仕方やポイントを聞きながら、子ども達は川の様々な場所を観察しました。最初は川に入る事すら戸惑っていた子ども達も、箱めがねをのぞくことで、川底や川の中に生えている植物や藻なども鮮明に見ることができ、その景色に興奮していました。また川の中の生きものを見つけようと、奮闘しました。実際に観察してみると、エビや小さい魚などは植物が生えている流れが遅いところにいるという事が分かりました。


 子ども達は、箱めがねを使って川に接することで、普段触れることのない川底の様子や川の深さや流れの違い、また生きものに対する植物のはたらきなども実感する事が出来たのではないでしょうか。



                           (小椋 祥子)



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