土質・振動チーム PWRI SMD

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5. 土工構造物耐震対策技術に関する分野

  1. 5.1 多様な土質に対する液状化の予測技術に関する研究(期間:R4-R9)

5.土工構造物の耐震対策技術に関する分野

5.1 多様な土質に対する液状化の予測技術に関する研究(期間:R4-R9)

    今後想定される南海トラフ巨大地震や首都直下地震、千島海溝沿いの巨大地震等、切迫する巨大地震に対する液状化被害の低減のため、さらなる液状化対策の推進が求められている。
    液状化対策には多大なコストを伴うことから、各種インフラ施設の液状化対策を効果的・効率的に推進することが期待されている。
    一方で、現行の液状化判定法~各種構造物への影響評価法では、細粒土や堆積年代の古い土等において液状化の危険度を過大に評価する傾向があることから、液状化に関する調査~判定~影響評価といった一連の予測技術の精度向上が求められている。
    火山灰質粗粒土の液状化強度比は、現行の砂質土推定式では適切に評価できないことが明らかであり、特に種類や特性が多様な北海道火山灰質粗粒土特有の推定法の開発が望まれる。
    液状化に関する地盤調査法~判定法~各種構造物への影響評価法について、体系的な見直しを行うことで、一連の予測技術としての精度向上を図ることを目的とする。
(寒地地盤チームとの分担研究)

多様な土質に対する液状化の予測技術に関する研究

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