土質・振動チーム PWRI SMD

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1. 河川堤防の浸透・越水に対する安全性に関する分野

  1. 1.1 河川堤防の信頼性を考慮した浸透安全性の評価と強化対策に関する研究(期間:R4-R9)
  2. 1.2 河川堤防の越水に対する評価・対策技術に関する研究(期間:R4-R9)

1.河川堤防の浸透・越水に対する安全性に関する分野

1.1 河川堤防の信頼性を考慮した浸透安全性の評価と強化対策に関する研究(期間:R4-R9)

    「令和元年台風第19号の被災を踏まえた河川堤防に関する技術検討会報告書」において、出水により被災した堤防に係る様々な情報を蓄積及び継続的な分析の必要性が指摘されている。
    堤防の安全性向上のためには、長大な堤防の調査効率の向上とともに、地盤条件の不確実性等を踏まえ、地盤情報や調査・蓄積した被災情報等を元に堤防の安全性評価を見直し、安全性評価の精度向上に利用することが考えられる。
    標準的な調査方法、評価手順や方法が示されていないために、現場において効率的な地盤情報や被災情報を元にした安全性評価の見直しは行われていない。
    これらの情報は、機能確保方法の選定及び設計にも更なる有効利用が可能である。

河川堤防の信頼性を考慮した浸透安全性の評価と強化対策に関する研究

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1.2 河川堤防の越水に対する評価・対策技術に関する研究(期間:R4-R9)

    「令和元年台風第19号の被災を踏まえた河川堤防に関する技術検討会報告書」において、越水による侵食形態等に関する継続的な研究の必要性が指摘されている。
    また、対策工法に関しては民間による技術開発が促進されるような仕組みを整えることが重要であり、その結果、現場条件に適した対策を選定できることが求められている。
    そこで、土質にも着目した侵食形態を踏まえた対策に求められる機能・性能の評価方法を明確にすることで、越水リスクの軽減や民間技術開発促進を図ることを目的とする。
(寒地河川チームとの分担研究)

河川堤防の越水に対する評価・対策技術に関する研究

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