土質・振動チーム PWRI SMD

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2. 河川構造物の耐震対策技術に関する分野

  1. 2.1 地震に対する河川堤防の被害リスク低減方策に関する研究(期間:R4-R9)

2.河川構造物の耐震対策技術に関する分野

2.1 地震に対する河川堤防の被害リスク低減方策に関する研究(期間:R4-R9)

    近年激甚化してきた豪雨や巨大地震に伴って生じる津波に対しては、被害軽減の観点から河川堤防の機能確保が求められる。
    東日本大震災や熊本地震、北海道胆振東部地震等、大地震の度に河川堤防の地震被害が発生しているため、今後想定されている南海トラフ巨大地震や首都直下地震等の切迫する巨大地震に対し、河川堤防の地震被害に対する予防保全の強化が求められている。
    河川堤防の耐震対策事業は、これまでも主として国管理河川において進められてきたが、対策に要する多大なコストがネックとなり、十分に進捗していないのが現状である。このため、河川堤防の耐震対策事業のさらなる加速化を図るための方策を提示することが求められている。
    本研究では、地震に対する河川堤防の弱点箇所抽出方法の高度化や耐震対策技術の合理化、段階的強化等の方策について検討を行い、地震に対する堤防の被害リスクを戦略的に低減するための方策として提示することを目的とする。

河川堤防の液状化対策

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