国道において、耐震補強にあたり現地調査を実施したところ、護床コンクリートの劣化に加えて、その直下の洗掘が懸念されたため橋脚周辺水中部を調査し、基礎底面の一部に及ぶ大規模な洗掘を発見されたことから、土木研究所および国土技術政策総合研究所は技術支援を行いました。
利用者の安全面を最優先に考慮し、平行する新橋を利用して交通を確保しつつ、本橋は全面通行止めとしたうえで応急対策がなされました。恒久対策までの暫定供用期間中「地震」及び「河川の増水」に対して、異常時の監視など、通常より厳しいレベルの管理基準を本橋に特化して設定されました。