土木研究所 構造物メンテナンス研究センター

CAESAR について

CAESAR とは

構造物メンテナンス研究センター (CAESAR) は、土木研究所の5つの研究組織の1つです。土木研究所は、大正10年に内務省土木局に道路材料試験所が発足したことに始まり、国の研究機関、独立行政法人、そして国立研究開発法人として90年の歴史を有します。その間、今日に至るまで、構造物の建設に関わる技術基準の策定、技術開発、災害対策の司令塔として無くてはならない存在となりました。

日本の土木構造物は、厳しい交通需要や自然環境にさらされてきただけでなく、老朽化が始まっており、構造物の健全性を評価し、維持管理する技術の確立を急ぐ必要があります。

そこで土木研究所は、研究組織を改組・発展させ、新設橋梁の設計施工、維持管理技術の高度化、長寿命化、これらに伴うトータルコスト縮減、災害時復旧の更なる迅速化をはじめとする、道路橋の安全管理のための構造技術に関わる総合研究機関であるCAESARを2008年4月1日に設置しました。

CAESAR について

英語略称「CAESAR」について

常に斬新な政策のもと、確かなグランドデザインにより1000年にも及ぶ大ローマ帝国の礎を築いた英雄 Gaius Julius Caesar (ラテン語ではカエサル、英語ではCAESARと読みます) にちなんでいます。

CAESARパンフレット

CAESARの活動、研究内容をご紹介するパンフレットをPDFにて配布しております。
ダウンロードしてごらんください。