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プロジェクトの目的

   人口の集中による都市構造の改変、エネルギーの多消費による人工排熱の増大、人工地覆の増大と緑被・水面の減少などの理由により、都市のヒートアイランド現象が進行しています。直接の原因は多岐にわたり、都市の置かれている状況によってもそれら原因の重みが異なるため、何がどの程度影響を及ぼしているかはっきりとしていません。原因の多くは都市づくりそのものと深く関わっていることから、社会基盤整備によるヒートアイランド現象への影響度合いを把握するとともに、ヒートアイランド現象の効果的な軽減策を提示することが求められています。
   本研究では、都市域の気象解析モデルを構築して、社会資本整備や都市づくりに関連して様々な対策を講じた場合の効果(都市域の気温低減などの居住環境改善やエネルギー消費量削減等)を定量化し、より具体的で効果的なヒートアイランド軽減施策を提言します。



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