[トッ プ]  [管理に役立つ技術へ]


地すべり災害対応へのCIMの活用


  地すべり災害対応では、斜面地形や変状発生状況、保全対象の位置等の3次元的な関係をふまえ、災害の全体像の把握を行うことが重要です。3次元地形モデル (BIM/CIMモデル)を「バーチャル現場」として活用することで、現地状況を的確に把握できるため、効率的かつ迅速な技術支援につながることが期待さ れます。


○BIM/CIM活用ガイドライン(案)第3編 砂防及び地すべり対策編
 砂防構造物、地すべり対策(地すべり機構解析や地すべり防止施設の設計・施工、地すべり災害対応)を対象にBIM/CIMを測量・調査、設計、施工、地すべり防止施設の効果評価、維持管理の各段階で活用する際に適用するものです。
 本ガイドラインにおいて、「地すべり災害対応のBIM/CIMモデル」が定義されています。
出典:BIM/CIM活用ガイドライン(案)第3編 砂防及び地すべり対策編(令和3年3月 国土交通省)
※上記リンクは国土交通省ウェブサイトのへのリンクとなります


○「地すべり災害対応のBIM/CIMモデルに関する技術資料」
 地すべり災害対応のBIM/CIMモデルについて、作成方法や活用例についてまとめたほか、実際の災害対応に活用した事例を参考資料として掲載しています。
 なお、本技術資料は、令和2年5月に公表した「地すべり災害対応のCIMモデルに関する技術資料(案)」を改訂したものです。



○講演資料
・土研新技術ショーケース2022
令和4年12月15日 福岡(九州)
「地すべり災害対応のBIM/CIMモデル」

 

 ・令和3年度土木研究所講演会
令和3年10月20日 日本教育会館一ツ橋ホール
「土砂災害の緊急対応におけるCIM活用の効果」


○国土技術開発賞を「地すべり災害対応のBIM/CIMモデル」が受賞 NEW!

一般財団法人 国土技術研究センター 第24回 国土技術開発賞(外部リンク)
「第24回 国土技術開発賞」 入賞 (土木研究所 受賞情報へのリンク)



○地すべり災害対応におけるCIMモデル活用事例
・令和3年度事例 
福島県柳津町四ツ谷(2022/3/15) NEW! 島根県出雲市多伎町小田(2021/8/18)
福島県柳津町四ツ谷

島根県出雲市多伎町小田島根県出雲市多伎町小田
長野県長野市篠ノ井小松原(2021/7/7)
岩手県和賀郡西和賀町大石地内(2021/5/10,2021/7/5)
長野県長野市篠ノ井小松原長野県長野市篠ノ井小松原 岩手県西和賀町太石地内岩手県西和賀町大石地内
長野県長野市信州新町水内 (2021/4/8)

R03_cimmodel_nagano.png

・令和2年度事例
山形県大蔵村柳淵地区(2020/8/14) 宮崎県串間市大字市木地区(2020/7/27)
岐阜県郡上市大和町奥田洞谷地区(2020/7/21) 長崎県佐世保市小川内町牧の地地区(2020/7/16-17)
埼玉県秩父市定峰地区(2021/5)リモート技術指導
saitama
(画像をクリックするとPDFファイルが表示されます)


[トップ へ]  [管理に役立つ技術へ] 

 

国立研究開発法人 土木研究所 土砂管理研究グループ 地すべりチーム
TEL : 029-879-6787、 FAX : 029-879-6729
Copyright (C) 国立研究開発法人土木研究所