土研ニュース

大韓民国釜慶国立大学との研究協力協定を締結しました


握手を交わす川村寒地土木研究所長(左)と
鄭地質環境研究所長(右)

調印式の参加者

協力協定のイメージ図

 2010年8月11日に寒地土木研究所は、大韓民国の釜慶(Pukyong)国立大学環境・海洋大学に所属する地質環境研究所と研究協力協定を締結しました。研究協力協定は、釜慶国立大学と寒地土木研究所の双方にとって有益な研究の協力活動、特に両当事者の地域的特性に関連した地下環境の調査と評価技術の開発に関する研究成果の交換などの研究交流の促進を目的としています。
 釜慶国立大学は、釜山広域市の大淵(Daeyeon)と龍塘(Yongdang)の2地区にキャンパスがあり、6学部と大学院の5学科には、教育関係者約940名、学生約27,000名(筆者の釜慶大学の紀要などの資料調べ)が在籍する韓国有数の大きな国立大学のひとつです。この中で地質環境研究所は、地すべり、地盤沈下、地下水の枯渇、地盤の環境など、地質に関する広い分野の諸問題の解決について取り組んでいる研究所です。
 地質環境研究所の研究テーマや課題は、寒地土木研究所防災地質チームとも共有する部分があり、平成18年度から、(独)農業・食品産業技術総合研究機構の農村工学研究所との三者でシンポジウムを毎年開催し、研究情報の交流を図っています。
 今後の具体的な研究の取り組みとしては、地下環境の調査と評価技術を地域の条件に適応させる方法に関する研究を協力の範囲として、物理探査、地下水調査および地下・斜面安定調査に関する分野において、技術的な情報、資料、刊行物の交換、共同ワークショップの開催及び共同研究開発を予定しています。


問い合わせ先:寒地土木研究所 企画室

国際シンポジウム・ICHARM諮問委員会を開催しました


写真1. ICHARM諮問委員会開催状況

写真2. 会議出席者の集合写真

写真3.土木研究所理事長 魚本健夫 開会挨拶

写真4.パネルディスカッションにおける
フロアとの質疑応答

 ICHARMは、ユネスコ・日本国政府間及びユネスコ・土木研究所間の協定に基づき、2年に一度、過去2年間の活動成果・実績の報告、及び今後2年間の活動計画に対し、評価と助言をいただくICHARM諮問委員会を開催しています。このたび、第3回ICHARM諮問委員会(以下「諮問委員会」という。)を、2010年9月29日に、土木研究所別館8階の国際会議室で開催しました。
 諮問委員会の委員は、ユネスコ本部、ユネスコ-IHE、世界気象機関(WMO)、国連大学、国連国際防災戦略(UN/ISDR)などの国際防災関係機関の代表者と、世界の各地域の防災専門家の代表者と、国土交通省技監、JICA副理事長の計13名から構成されています。諮問委員会では、ICHARMの過去2年間の活動成果について高い評価を頂くとともに、他の国際機関等との研究・研修に関する密接な連携強化の重要性、ICHARMの特質を生かした短期の研修コースの充実・展開、また今後の研究課題として考えられる、気候変動を踏まえた水循環に関する研究などについてアドバイスを頂きました(写真1、2)。
 ICHARMでは委員各位からのご意見、ご助言を踏まえて、『ICHARMアクションプラン2010-2012』をとりまとめ、公表する予定です。
 また諮問委員会前日の9月28日には、国際連合大学(東京都渋谷区)において、諮問委員会の委員の方々を講演者に招き、ICHARM・国連大学共催国際シンポジウム「洪水〜地域多様性を有する世界的問題〜」を開催しました。
 シンポジウムでは、魚本土木研究所理事長、Osterwalder国連大学学長の主催者挨拶の後、来賓の国土交通省甲村技監、文部科学省藤嶋国際統括官、外務省国際協力局大脇審議官より、ご祝辞をいただきました(写真3)。そして、竹内ICHARMセンター長がICHARMの活動紹介を、また、国際連合大学Herath教授が国連大学と国際洪水イニシアチブ(IFI)の活動紹介を行いました。
 午後は、海外各地域からの講演者が、各国・地域の自然・社会条件下における水関連災害への対応の現状と課題について講演を行いました。さらに、講演に引き続き、三宅上席研究員とHerath教授がモデレーターとなり、国際防災関係機関のメンバーによるパネルディスカッション「Global cooperation to help local solutions」を行い(写真4)、参加者から各講演者に対して活発な質問や議論が行われ、盛会の内に幕を閉じました。



問い合わせ先:ICHARM

   

第8回国際生態水工学会が開催されました


口頭発表の様子

ポスター発表の様子

現地見学会の様子

 平成22年9月12日から9月16日まで、韓国のソウル市において、第8回国際生態水工学会(以下、ISE) が開催されました。 ISEは、環境問題、特に水質と生態系の保全に取り組む水工学、生物学、生態学及び水質分野の研究者の国際交流を目的とした国際会議です。
 今回のISEには、土木研究所からは、口頭6編、ポスター2編、合計8編の研究成果の発表が行われました。口頭発表では、水質、生態系モデリング、魚道、環境水理及び湿地保全に関する研究に加え、土木研究所の研究活動の現状に関する発表を行いました。会場からは多くの質問がされ、発表者と活発な議論が行われました。ポスター発表では、魚類の生態・生息空間に関する研究の発表を行い、多くの研究者・技術者がポスターを閲覧し、活発な議論がされました。
 本シンポジウム中には、研究機関や大学等が取り組むべき課題や連携の必要性を議論するためのワークショップが設置され、土木研究所を含む6つの研究機関からの話題提供が行われました。土木研究所からは、現在、取り組んでいる課題の報告を通して、研究成果の普及・汎用性向上には各国との情報共有が必要であることを提案し、会場からは賛同する意見が多数だされ、ワークショップの後半では、土木研究所の研究理念を引用した「100年後の社会を見据えた課題設定」が提案されるなど、土木研究所が議論の中心的役割を果たしました。
 この他、韓国での環境水理に関連する事業の現地見学会が開催されました。韓国を代表する大河川である漢江の事業、灌漑用水開発に伴った湿地再生事業など、現在、韓国で行われている水環境保全事業を見学し、韓国での水環境研究と技術の盛り上がり・活発さを肌で感じることができました。
 ISE の期間中、世界中から参加した同分野の研究者・技術者との交流・情報交換は、単なる研究成果の発信・情報収集に留まらず、今後の研究活動に大きな刺激を受けた良い国際会議となりました。



問い合わせ先:河川生態チーム

      

「第3回 CAESAR講演会」開催される


写真-1 質問に答えるバンティア教授(中央)、
右は六郷教授

写真-2 魚本理事長から記念品が贈呈され
握手するバンティア教授

プログラム

写真-3 聴講者の様子

 2010年8月24日に、東京都の星陵会館ホールにて「第3回CAESAR講演会」を構造物メンテナンス研究センター(CAESAR)の主催により開催しました(表-1)。
 本講演会では、招待講演として「コンクリート橋の崩壊に学ぶ」として、カナダで2006年に発生したデラコンコルド跨道橋の崩落事故の概要と主な原因について、岐阜大学の六郷教授よりご紹介いただいた後、カナダのブリティッシュコロンビア大学のバンティア教授よりその後の対策や影響、研究の必要な分野、責任と裁判、被災者への補償、道路管理者としての責務等についてご講演いただきました。講演後の質疑においては、損傷を的確に診断できる技術者の体制や道路管理者の責任についてカナダ国民はどう考えているのか、との質問に「インフラは壊れないのが当たり前と思っていた。あの崩落によって政府も国民も皆が関心を持つようになった。もちろん政府の責任は免れず怠慢、過失と言われても仕方がないと思う」と回答されました。終了後に提出いただいたアンケートでもこのような事例紹介は非常に参考になったとの声が多く寄せられました。(写真-1)
 続いて講演「更新時代における橋梁の在り方」では、これまでの課題を踏まえた上で“無理なく無駄なく賢く”維持管理と整備を行っていくということについて講演がなされました。
 最後にCAESARからの報告として、3人の上席研究員より最新の損傷事例の紹介や今後の研究の方向性等について講演がなされました。
 講演会には橋梁管理に携わる技術者、なかでも地方自治体を始めとする道路管理者の参加が増加しました。そのほか検査機器メーカーなどからの参加も得て約420名の来場者を迎え、盛況の内に終了することができました。
 また、会場で記入いただいたアンケートから主な意見を表-2に示します。今後の活動に活かしていきたいと考えていますので、引き続き皆様の温かいご支援をいただければ幸いです。
 講演資料はCAESARホームページでも公開していますのでご覧下さい。
http://www.pwri.go.jp/caesar/lecture/lecture03.html


問い合わせ先:CAESAR

   

土木学会全国大会・海外参加者向け見学会の開催


小樽市総合博物館での記念撮影
(後ろの像は、鉄道敷設の技術指導にあたった
クロフォード氏)

小樽港視察の様子

小樽港北防波堤の斜塊構造

 9月1日〜3日、北海道大学(札幌)において、土木学会全国大会が開催されました。この一連のプログラムの中で、土木研究所では、メンバーが委員を務める土木学会国際委員会とともに、9月2日(木)、この学会に出席した海外からの参加者を対象とした現地視察を開催しました。韓国、モンゴル、バングラデシュ、インドネシアなど6か国から合計24名の参加があり、小樽市総合博物館と小樽港を訪問し、明治時代における北海道の土木技術を視察しました。
 小樽市総合博物館は1880年に日本で3番目に開通した鉄道の起点である旧手宮(てみや)駅に位置しており、博物館内にあるSLしずか号をはじめ、当時の鉄道建設に関する資料が展示されています。
 また、小樽港では、100年前に廣井勇博士の設計・指導により建設された北防波堤を視察しました。北防波堤で採用された斜塊(しゃかい)構造は、コンクリートブロックを斜めに積み上げることによってブロックの重心をずらし、互いに支え合う力を発生させ、波の力に対する抵抗力を持たせた構造で、当時の最先端技術であるとともに、今なお現役で役目を果たしております。
 船上から北防波堤を視察した後、小樽港湾事務所内で斜塊構造の詳細な説明を受け、斜塊構造が採用された経緯やコンクリートの試験法等について熱心な議論が交わされました。
 北海道の黎明期(れいめいき)におけるこれらの土木技術は、海外からの参加者の関心を大きく引き寄せることとなりました。また、この見学会を通じて、土木技術に係る国際交流の進展が一層図られるものと期待しています。



問い合わせ先:新材料チーム

中国黒竜江省交通科学研究所一行が来訪されました


歓迎のあいさつを述べる川村所長(右)

多くの質問が寄せられた所内視察の様子

将来へと続く研究交流を約束しました

 9月9日(木)、中国黒竜江省交通科学研究所温和哲所長を代表とする一行9名が、4年ぶりに寒地土木研究所を来訪されました。
 中国黒竜江省交通科学研究所とは、2002年3月7日に、積雪寒冷地における土木に関する技術交流を推進するための覚書に調印し、研究交流を続けています。
 当日は、最初に川村寒地土木研究所長から歓迎のあいさつがあり、これまでの両研究所における研究交流の経緯と、一時期途絶えそうになりつつあったものの、再びより強固な関係となることを願うことなどが述べられました。
 続いて、当所から、当所の研究の概要説明と、道路分野のみならず様々な交流を期待することなどを述べました。
 これらに応じる形で、温所長からは、「2007年に着任した際、2002年から(当所との)交流が続いていることを知り、大変光栄に思っている」こと、また「今回の機会を生かしてさらに交流を深めたい」といったことなどが述べられました。
 意見交換では、交通科学研究所においては近年、国の方針のもと、民間企業との連携や民間の経営手法を積極的に取り入れていることもあり、当所の運営方式や経費の状況について多くの関心が寄せられ、大変熱心に質問をされました。
 その後、構内で施工された「ランブルストリップス」と、第三実験棟にある「輪荷重走行試験機」へ移動し、実際に実験で使用した機材に触れられるなど、興味深く視察をされました。
 覚書の調印から早8年、これまでの研究交流で得られたものを土台とし、今後の両研究所のさらなる交流の発展と、成果の普及に期待がかけられます。



問い合わせ先:寒地土木研究所 企画室

土木学会Study Tour Grantの学生が研修に訪れました


走行中の無人荷重車を背景に記念撮影
研修にきた学生(右の4名)

排水性舗装に水をかけて排水の様子を観察
舗装走行実験場

鉄筋コンクリート床版の疲労の説明を受ける学生
背後は輪荷重走行試験機

サマーシンポジウムで発表する学生
日本大学(撮影:土木学会)

 土木学会がStudy Tour Grant事業で招へいしたアジアからの学生4名が、平成22年9月14日に土木研究所に研修に来ました。土木研究所の訪問は2回目になります。
 Study Tour Grantとは、日本の土木分野の実情と活動を理解してもらうために、土木学会と協力協定を締結している海外の学会に所属する土木技術者を招待し、日本への旅費、滞在費を助成し、土木関連の施設、研究所で研修するものです。このプログラム終了後、学生は日本と母国の2つの学会に報告書を提出することとなっております。
 学生は、韓国、モンゴル、インドネシア、トルコから日本に招待され、それぞれが土木分野を専門的に研究しており、日本で約1週間かけて講義を受け、研究所、建設会社、建設現場を見学し、最後に日本大学で行われた土木学会サマーシンポジウムで研修の成果をそれぞれ発表しました。
 土木研究所では、全て英語で説明や質疑応答が行われ、最初は実験施設を見学し、最後にパワーポイントを使って修士論文やIFASの説明を行いました。
 大型遠心力載荷試験装置では、この装置を実際に見た後、河川堤防などの液状化現象や擁壁の耐震対策の実験模様のビデオを見て説明を受けました。舗装走行実験場で、ヒートアイランド対策の遮熱性舗装と保水性舗装について説明を受け、実際に手を触れて温度の違いを体験しました。さらに実験中の無人荷重車を見学し、その荷重車を背景に学生4人が記念撮影をしました。ダム水理実験施設では、施設で行っている実験の内容やダムの形式の違いの説明を受けた後、実際に日本で供用中又は建設中のダム模型を使った実験を見学しました。輪荷重走行試験機では、実験中の床板の下から損傷発生の程度を見ながら、研究の背景や目的の説明を受けました。
 最後に、講堂において、ICHARMが実施している修士課程「防災政策プログラム 水災害リスクマネジメント」コースの修了生のパタさん(Mr. Saha Partha Pratim)から学生達に対して修士論文の発表があり、また、水文チームの鍋坂研究員から、発展途上国のように水文観測が十分に行われていない地域において、人工衛星によって観測された雨量情報を用いて流出解析および洪水予測を行うシステム(Integrated Flood Analysis System,IFAS)のパワーポイントを使った説明がありました。
 学生たちは、Study Tour Grantの最後のサマーシンポジウムでの発表のために、最新の情報や成果について熱心に質問していました。



問い合わせ先:総務課

「土木の日2010一般公開」のお知らせ 〜平成22年11月6日(土)〜


(昨年の例)試験走路でカーブを曲がるバス

(昨年の例)舗装走行実験場
無人で走る荷重車

(昨年の体験教室)
アッ!と驚くコンクリートおもしろ話し

昨年の関東地方整備局5事務所の参加
「働く自動車」(災害対策本部車)

 来る11月6日(土)9:30〜15:00(受付は14:00まで)、土木研究所と国土技術政策総合研究所の共催で「土木の日2010一般公開」を開催します。このイベントは、土木の日にちなんで広く一般の方に、両研究所と土木事業についての理解を深めてもらうことを目的として毎年行っており、今年で17回目を数えます。昨年は悪天候や新型インフルエンザの流行にもかかわらず414名の来場者がありました。
 今年も毎年恒例の実験施設の公開や土木体験教室を開催し、茨城県内の関東地方整備局各事務所に「働く車」等の出展を要請しています。
 実験施設公開は、来場者に構内循環バスで見たい施設を自由に回ってもらいます。今年は土石流発生装置、ダム水理実験施設、舗装走行実験場、橋梁撤去部材、試験走路(※試験走路は小学生以上の方が対象となります。悪天候の場合は試験走路の公開を中止することがあります。)公開する予定です。各施設では子供から大人まで楽しめるように詳しい解説を交えながら実験や実演を行いました。
 また、土木を身近に感じてもらうための体験教室では、「水がきれいになる仕組みを知ろう!」、「 景観シミュレーション」、「アッ!と驚くコンクリートおもしろ話し」、「マイクロモデルによるトンボロの形成」、「消波ブロック型アロマキャンドルの製作」の5つの教室を設置する予定です。
 さらに、関東地方整備局の茨城県内の事務所に「働く自動車」の展示などの協力を要請しています。
 その他、つくば市内の小学校5年生が作成した「ボール紙でつくる橋コンテスト」の作品展示と表彰、職員の和太鼓の演奏など幅広い年齢層に楽しんでもらえるイベントを開催します。
 また、今年度も昨年に引き続き、スタンプラリーを実施予定です。全てのスタンプを集めた人に「土木ものしり博士認定書」を発行します。
 土木の日一般公開は、研究所の研究内容や土木事業の重要性をアピールする数少ない機会の一つです。今年度もよりよいイベントにしたいと思っていますので、ご期待下さい。

※11月18日は、(社)土木学会の前身となる(社)日本工学会が1879年に創設された日であること、また、「土木」という漢字を分解すると「土→十一」と「木→十八」となることから、11月18日が「土木の日」と1987年に定められました。



問い合わせ先:研究企画課

「産業交流展2010」に出展します
 〜 中小企業による国内最大級のトレードショー 〜


(1)消化ガスエンジンの概要

(2)打ち込み式水位観測装置の概要

30MN大型構造部材万能試験機
(貸付対象施設の一例)

 東京ビックサイトで11月10日から開催される産業交流展2010 に出展し、土木研究所が開発した新技術や保有する実験施設等の貸付制度に関する展示を行います。産業交流展は、優れた技術や製品を一堂に展示し、販路拡大、企業間連携の実現、情報収集・交換などのビジネスチャンスを提供することを目的に、東京都をはじめ関係各機関の主催・後援で開催されます。
 土木研究所からは、新技術として、(1)下水処理場の汚泥や食品廃棄物等から発生するメタンガスを燃料とした発電が可能であり、小型で低価格な消化ガスエンジンと、(2)地面に打ち込むだけで地下水位を観測するための井戸を設置でき、従来のボーリングによる設置に比べて31%のコスト縮減と69%の工期短縮が可能な装置の2件を紹介します。
 また、実験施設等の貸付制度については、30MN大型構造部材万能試験機のように実物大モデルの耐荷力を検証したり、実際に近い荷重条件や環境条件等を再現できる各種装置等の貸付サービスを紹介します。
 皆さまのご来場をお待ちしています。

・産業交流展2010 http://www.sangyo-koryuten.jp/index.html
・日時:平成22年11月10日(水)〜12日(金)10時〜17時
・場所:東京ビックサイト 東2・3ホール
「首都圏テクノネットワーク」ゾーン 



問い合わせ先:業務課

土研 新技術ショーケース2010のご案内
 〜 長岡市でアドバンストテレメトリシステムの見学会も開催 〜


「杭と地盤改良を併用した複合地盤杭基礎
による橋梁基礎の合理化技術」
杭本数の低減と躯体の小型化が可能になる

「アドバンスド・テレメトリ・システム」
魚類等に発信器を取り付け、
行動パターンを無線で把握する

土研新技術ショーケース2010 in 名古屋
プログラム

 土研 新技術ショーケース2010を名古屋(11月12日(金))と仙台(11月26日(金))で開催します。
 このイベントは、商品(土木研究所の研究成果)をショーケースに陳列してお客様(幅広い分野・立場の土木技術者)に紹介(発表会での情報発信)し、かつ具体的に商談(展示会場での技術相談)を行うものです。今回は、耐久性・合理化に着目した施工技術や地震・水災害に対応した調査・予測技術を中心に紹介します。
 講演以外の技術展示も含め幅広い情報をご提供いたしますので、多くの皆様のご来場をお待ちしております。

 また、上記に先立ちまして、野生動物の行動を追跡する技術「アドバンストテレメトリシステム(ATS)」の見学会(10月29日(金))を新潟県長岡市の信濃川で開催します。来年1月21日(火)には札幌での新技術ショーケースや、その他にも新技術セミナー等、様々なメニューを計画しており、順次、本ホームページにてお知らせいたしますので、是非ご参加下さい。

・土研新技術ショーケース2010in名古屋の詳細はこちら
・「アドバンストテレメトリシステム(ATS)」の見学会の詳細はこちら



問い合わせ先:技術推進本部