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センター長挨拶


国立研究開発法人 土木研究所
先端材料資源研究センター
センター長 山口 嘉一

 土木材料分野において、研究開発に対する社会的ニーズが変わりつつあります。今後高齢化が進む社会インフラについて、長寿命化のため、補修や補強用材料等の適用や、土木構造物の耐久性向上に資する材料開発により対応することが求められています。また、建設事業やその他の公共事業由来の廃棄物等の有効利用技術やこれに関連するエネルギー使用の効率化技術など、低炭素循環型社会形成に向けた研究開発の促進も求められています。更に、平成26年度に総合科学技術・イノベーション会議が創設した戦略的イノベーション創造プログラムにおいて、「インフラ維持管理・更新・マネジメント技術」が設定され、先端的材料研究が行われることとなったことから、これらの実用化を目指す研究が求められています。

 以上の背景を元に、高度化・多様化が進展する材料資源分野の研究開発を加速化させるため、平成27年4月1日に「先端材料資源研究センター(Innovative Materials and Resources Research Center (iMaRRC))」が設立されました。

 先端材料資源研究センターは、土木構造物の効果的な維持更新および低炭素循環型社会の構築に資することを同センターの目的として、土木材料や資源循環に関する個々の研究課題を、外部との連携の促進、先端材料に関する情報収集の効率化、ノウハウの一元化等を通じて効果的な研究開発が行えるよう、関連するチームを統合して、マネジメントできる組織といたしました。また、当センターの研究体制としては、大学等で行われる材料の基礎・シーズ研究に対して、現場適用面での工学的評価や改善提案を行うとともに、土木材料に関する基盤的研究により、橋梁や道路等各種土木構造物の耐久性向上やメンテナンス手法に関する研究を支援するものです。

 当センターが実施する主な研究は次に示す課題です。

  1. 外部研究機関と連携した土木分野における先端的材料の 実用化に関する調査研究
  2. 土木材料の耐久性向上等の高度化に関する調査研究
  3. 建設事業およびその他公共事業由来の廃棄物の有効利用および関連するエネルギー使用の効率化に関する研究
  4. コンクリートや鋼材等汎用土木材料に関する研究

 先端材料資源研究センターは、土木材料に関する技術的課題について関係機関と連携を図りつつ、国立研究開発法人として求められている成果を達成できるよう、取り組んで参る所存です。

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