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1.自然共生研究センターでは自然再生事業について学ぶプログラムを行いました
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2.今回のプログラムのキーワードは「流心」です。流心とは、最も水深があり、流れの速い部分の事です。
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3.流心を調べるために川に流すピンポン玉にヒレや顔を加え魚型にします |
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4.一度、川の模型を使ってピンポン玉を流し流心を確認しました |
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5.次に作った魚型ピンポン玉を実際に川に流します。ピンポン玉はどの辺を通って流れるでしょうか? |
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6.流れが一様で変化に乏しい区間を子供たちに改修して貰いました。結果、瀬と淵が出来ました。 |
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7.改修後に出来た瀬と淵の深さを測定しました。淵の水深は改修前に比べて深くなっています。 |
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8.改修後に再びピンポン玉を流しました。流心は変わったかな? |
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9.イベント終了後にビデオによるアンケートに答えて貰いました。 |
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7月25日、26日に福井・滋賀・三重・岐阜の4県の小学生が集まり身近な環境問題について意見を交わす子ども環境会議がありました。
その一環で自然共生研究センターでは「川を改造しよう」というタイトルで、子供達に自然再生事業の目的や河川の生息場所について学ぶプログラムを体験して貰いました。
河川においては、河川法の改正により治水・利水・環境の調和が求められていて、この目標を達成する上で流域住民の理解と協力が不可欠です。
そこで、陸上からは分かりにくい河川空間と生物との関係を理解してもらう為、河川の自然再生には欠かす事の出来ない流心の事を知ってもらう事が本プログラムの目的です。
本来ならば、自然が長い歳月をかけて再生するのですが、人間がきっかけを与えてやる事で、川、自らが再生する力を高更に高める事ができます。
このプログラムをきっかけに、人間と自然との共生を考える機会となれば幸いです。
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