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1.まずボトルアクアリウムを作る前にからだを動かして生態系について学びます
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2.アクティビティを通して生態系の中で生き物が生きていくために必要なモノとのバランスを体験します |
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3.イラストを用いて物質の循環とエネルギーの循環を説明しました |
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4.溶存酸素を測る機械を使って水草に光が当たっている状態だとどれ位酸素を生産するのかを調べました |
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5.砂には微生物がいるので量は多すぎても少なすぎてもいけません |
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6.水草は2本程入れました。たくさん入れ過ぎると夜間にボトル内が酸欠になります。 |
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7.そしてミナミヌマエビを入れました。砂、水、水草、生物の量がボトルアクアリウムの鍵となります。 |
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8.最後にボトルのフタを閉めて密閉させて完成です |
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平成18年度こどもエコクラブ地域交流会(愛知県)の一環で自然共生研究センターではボトルアクアリウムを使って生態系を学ぶプログラムを開催しました。
ボトルアクアリウムは「ミニ地球」とも呼ばれ、濾過装置やエアレーション、水替えをする必要もなくボトルに閉じ込めた生物の生命を維持することができます。
当イベントでは2リットルボトルに淡水エビ(ミナミヌマエビ)と水草(マツモ)、そして川砂を使用しました。このボトルの中の水草は太陽エネルギーと二酸化炭素を用いて光合成を行い、有機物を合成し、酸素を生産します。エビと川砂に付いている微生物は水草が作りだした酸素を使って呼吸し、またエビは水草や付着藻類を食べて成長します。そして微生物はエビの糞等の有機物を分解し、水草はその無機塩類等を用いて成長するという物質やエネルギーの循環が成り立っています。
今回のイベントを通して子供たちが生態系や食物連鎖の理解の手がかりになれば幸いです。
関連リンク
・夏休み親子教室「ミニペットボトルでミニ地球を作ろう!!」を開催しました
・ボトルアクアリウムについて(PDF:145KB)
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