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1.名古屋と東京で研究報告会を開催しました |
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2.研究内容をわかりやすく報告しました |
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3.参加者から熱心な質問を受けました |
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多数の方々のご参加を得、盛り上げて頂きありがとうございました。
自然共生研究センターの研究報告会が、12月14日、15日に名古屋と東京で開催されました。本年度の参加者数は名古屋275名、東京199名で、河川行政関係者、研究者、環境ボランティアなど様々な人々に参加して頂きました。
第一部は、水際に積み重なる大礫等が作り出す空隙の生息場所としての機能について報告しました。また、今までの知見を砂鉄川に適用し、その効果を検証した事例について紹介しました。
第二部では一般研究の2課題に、環境教育に関する話題を加え3つの報告を行いました。二枚貝についての報告では、地元で二枚貝の保全活動を連携し実施している団体の方々も来場され、熱心に研究の進捗状況について聞き入っていました。
第三部では、支川の流入によって生態系への影響が緩和されることを中部地方整備局管内の阿木川ダムで実施した研究を例に説明しました。また、河床付着膜のフラッシュ放流による効果をセンターで構築したモデルを用いて説明しました。
今回の報告会は、年度途上で時間的には厳しい状況でしたが、“報告”と“質疑応答”を通して来場者から客観的に評価を受けたことは研究の方向性を再考する良い機会となりました。また、報告会終了後も発表者を取り囲み活発に議論する姿を見ることができ、有意義な情報交換の場となりました。
次回2年後の報告会開催はセンター10周年の節目に当たります。現場との連携も強化されてきたことから、報告そのものを現場とのコラボレーションで行う等工夫し、魅力的な発表会にして行きたいと考えています。
研究報告会のレジメはコチラからダウンロードできます。
PDFファイル(1.24 MB)
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