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1.道具類は全て主催者側で用意していただきました |
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2.受講者に実際の方法を実践してもらいました |
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3.型(容器)に入れる際には樹脂が手に付かないよう注意 |
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4.使用する底生生物は頭部や脚部の欠損がないなど、使用する際の見栄えの良さも考慮します。 |
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5.用途に応じて、生物の配置や容器の大きさを工夫します。 |
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6. 生物の凸凹が触ってわかる状態に作成することも可能です |
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封入標本は生物を透明なプラスティック樹脂で閉じ込めて作る標本で、生物の特徴を詳しく観察することができ、標本とする生物の配置方法の工夫次第で環境学習の教材として多様に活用することができます。
今回の講座は、昨年自然共生研究センターで開催した「指導者のための封入標本作成講座」にご参加頂いた、長良川環境レンジャー協会より、長良川での定期調査の結果を封入標本にして環境教育の場で活用する為に、再度講座をとの声にお応えして実施の運びとなりました。(参加者約15名)
標本に用いた生物は、長良川環境レンジャー協会のスタッフが今年3月に水生昆虫調査を行なった際に採集した、カワゲラをはじめとする各地点に生息していた底生生物です。
講座では、採集地点毎に指標生物を中心に、採れた生物を一つの容器に配置した標本や、カワゲラなどを小容器に分けて配置した標本などを作製しました。
封入標本を効果的に使った活動によって、川の生物や川そのものについて関心を持つ人が増えてくれることを期待しています。
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