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1.木曽川の4箇所で採水した水を見比べ、違いを考えてもらいました。 |
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2.透視度や電気伝導率など、水の違いを調べる方法を事前に学んでもらいました。 |
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3.1箇所目の調査地である新境川。底生動物を調べています。 |
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4.2箇所目は木曽川中流。透視度を計測しています。 |
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5.木曽川の下流。木曽川大堰でも調べました。 |
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6. 木曽川下流にあるワンド。胴長を着用して生物調査を行ないました。 |
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7. センターの研究員から、ワンドの生態について解説してもらいました。 |
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8. 濁った水槽に二枚貝を入れ、浄化能力を観察しました。 |
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9. 木曽川で採捕された生物を調べ、流程による違いを確認してもらいました。 |
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岐阜県立各務原高校理数科1年の生徒37名が10月26日(金)、木曽川中下流域の環境調査を行いました。
同調査は独立行政法人科学技術振興機構が実施する平成19年度サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト事業(SPP)の一環で、今回は「生き物と水との関係を、河川という空間から探る」をテーマに木曽川水系の4つの地点において水質や底生動物を調べました。
「この水どの水、ミステリーツアー」と題した今回の調査はクイズ形式で、木曽川の4つの地点で事前に採水された水が、どこの地点の水かを調べ当ててもらう方法で行ないました。生徒達には、事前に採水された水のヒントとして、水質やそこに生息する生物の情報が与えました。生徒たちはこのヒントを頼りに、DOメータやパックテストを使って川の環境調査を実施し、流程によって異なる川の環境について学んでもらいました。
4地点中、木曽川下流にあるワンドでは、胴長を着て川底を調べ、タガイやヌマガイ、トンガリササノハガイを見つける生徒もいました。河川には様々な空間があって、そこには多様な生態系が繰り広げられていることを実感することができたのではないかと思います。
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