実験河川を活用して河川における自然環境の保全・復元方法について調査・研究を行っております

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「パックテストと水生昆虫とで考える川の環境」を開催しました

日 時 2008年6月5日(木)
会 場 自然共生研究センター 実験河川

1.実験河川にはどんな水生昆虫が棲んでいるのかな?川底はどうなっているのかな?詳しく調べるために研究棟に持ち帰りました。
2.水質調査のために、実験河川の水を採取しています。きれいに見える水だけど、汚れはあるのかな? 
3パックテストで水質を調査します色の変化から、水質を知ることができ、簡単に調べることができます。 
4.マイクロスコープ(顕微鏡)で水生昆虫を観察します。川にはたくさんの水生昆虫が棲んでいるんですね。
5.調査の結果、実験河川の水は少し汚れていました。原因は何だろう?自分達に出来ることはあるのかな?
6. 調べたことを発表しました。みんなで、いろいろな生き物が棲める豊かな川を残していきたいですね。
中学校1年生13名が自然共生研究センターを訪れ、実験河川の環境調査を行いました。


生徒達は、実験河川の水と川底の石や砂を研究棟に持ち帰り、パックテストを使った水質調査と、川底に棲む水生昆虫を調べました。


パックテストとは、簡単な水質分析器です。今回はCOD、PH、りん酸、アンモニウムなど、6項目を調べました。調査の結果、実験河川の水は少し汚れた水だということが分かり、きれいに見える水でも目に見えない汚れがあることを知りました。


河川では棲んでいる水生昆虫を調べることで、その川の環境を知ることができます。


今回は採取した水生昆虫の種類を調べるためマイクロスコープ(顕微鏡)を使って観察しました。その結果、ヒルやユスリカ、コガタシマトビケラが見つかり、実験河川の水は少し汚れていることが分かりました。


生徒達は、川の水を汚しているのは生活排水が主な原因だということを知り、「食べ残しはしない」「米のとぎ汁を植物の水やりにつかう」など、自分が行動できることはなにかを考え、最後に調べたことを発表しました。


川に棲む小さな生き物達に目を向け、川の水質について考えるきっかけになってくれればと思います。


※パックテストは(株)共立理化学研究所の登録商標です
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