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1.実験河川ウォークラリーのスタートです |
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2.実験河川の途中にあるクイズを解いています。 |
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3.ミッションをクリアーするため、川のお姉さんに河川水を採取してもらっています。 |
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4.こちらのミッションでは、川底にあった石についている生物を採取しています。 |
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5.ろ過実験で、水道水と河川水のろ紙の色の違いを比べます。 |
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6. 採取した砂や泥の中にいる生物を観察しています。 |
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7.魚類同定シートで、捕れた魚がなにかを判定しています。 |
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8.コースごとに今日やったことを上手に発表しました。 |
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9.最後に水の循環について学び、川の大切さを知りました。 |
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岐阜県は、平成20年度の重点施策として、「人と環境にやさしい岐阜県」づくり、ぎふエコプロジェクトを推進しています。
その取り組みの一環である「水との共生」の啓発活動として、今回、「川は友だち・エコツアー」を開催しました。その中で、自然共生研究センターは「実験河川ウォークラリー」を行いました。
自然共生研究センターにある実験河川は、全長800m、1本の直線の川、2本の蛇行した川、ワンド区間など様々な空間があります。「実験河川ウォークラリー」は、地図を見ながら実験河川の途中にあるクイズやミッションに挑戦します。子供達は、貝コース6名、虫コース5名、魚コース6名にわかれて出発しました。
貝コースは、実験河川の川底の砂と河川水を持ち帰り、水道水と河川水のろ過実験をしてろ紙の色を比べました。また、河川水には貝やプランクトンという小さな生物が採取でき、川にすんでいる貝はそのプランクトンを食べて川の水を綺麗にしているということを学びました。
虫コースは、実験河川の川底の石や砂を採取して、トビケラの仲間、ニンギョウトビケラの巣、シジミなどを観察しました。また、採取した河川水をパックテストを用いて水質調査をした結果、実験河川はすこし汚れていることもわかりました。
魚コースは、ピンポン玉を使って川の水際(ながれが遅い)と流心(ながれが速い)の流速の違いを比べました。また、セルビンを用いて実験河川にすむ魚を採捕し、遊泳魚と底生魚の特徴や違い、それらの魚類のすんでいる場所などを観察しました。
最後に、3つのコース全体でそれぞれが調査したことや学んだことを発表しました。参加者は「実験河川ウォークラリー」を通して、川の研究者が実際に行っている調査手法を体験し、水の循環や川の水質、生物について学ぶことができたのではないでしょうか。 |