実験河川を活用して河川における自然環境の保全・復元方法について調査・研究を行っております

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  「CADはもういらない!?〜河川CIMの最新技術セミナー〜」
                  を開催しました

日 時 2020年12月11日(金) 15:00-17:00
会 場 オンライン


あいさつ
河川CIM標準化小委員長・熊本大学
                小林一郎
@河川CIMによる3次元川づくりの幕開け
           山梨大学 大槻順朗
A河川CIMのトップランナー福井の取り組み
  八千代エンジニヤリング(株) 山本一浩
Bゲームの世界を現実に!?
  ゲームエンジンによる河川空間デザイン

         日本工営(株) 佐藤隆洋
C九州地整 河川CIM boysの取り組み
        九州地方整備局 梶谷憲靖
ディスカッション
  コーディネータ 土木研究所 中村圭吾

プログラム


講演者・事務局


(講演)ゲームエンジンによる
   河道地形編
 河川CIM標準化検討小委員会※では、川づくりの高度化、河川CIM標準化に向けた検討を実施しています。3次元データの活用により、調査・設計・施工・管理までのデータサイクルを構築することが可能となります。設計では、主にCADが用いられてきましたが、3次元地形の特徴を活かした新しい設計法の試みが始まっています。 本セミナーでは、上記の小委員会で検討を行っている「実務における河川CIMの先進事例」、「河川空間のデザインを可能とするゲームエンジンによる3次元設計手法」、「河川CIMを河川管理に応用した先進事例とした3次元管内図」について講演を行いました。リアルタイムで、設計・解析・合意形成を図るプロセスを目指す、劇的に変化しつつある河川設計技術の世界を多くの参加者に体験していただくことができました。

 本セミナーはオンラインにて開催し、当日は全国各地から職種や年齢構成も様々な約400名の参加がありました。セミナー終了後の満足度アンケートでは、9割を超える方々から高い評価をいただきました。 参加者からの感想としては、「河川CIMが測量、解析、設計、施工まで一気通貫でできるプラットフォームであると認識できた。特にiRICやハビタット解析、多自然川づくり設計とも相性が良いようなので積極的に導入したい」、 「「熟練者が培った技術を若手に伝承するツールとして欲しい」という講演者の話もあり、河川CIMは直接業務への活用だけでなく様々な導入方法がある」など様々なご意見をいただき、セミナーに高い関心を持っていただいたと感じました。 自然共生研究センターでは、今後もこうした企画を開催していきますので、ご参加いただければ幸いです。

※河川CIM標準化検討小委員会とは
 本小委員会の検討テーマは、「河川CIMへの活用を視野に入れた3次元による河川設計プロセスの検討」です。自然共生研究センターは、開発を進める「3次元の多自然川づくり支援ツール」や九州技術事務所と連携する「仮想空間(VR)・ゲームエンジンの活用」が、検討テーマ内の設計部分に貢献できるよう、3次元川づくり支援ツール検討グループに属しています。

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