研究成果・技術情報

日本下水道協会「第55回下水道研究発表会ポスター発表
セッション優秀賞」受賞

受賞名:「第55回下水道研究発表会ポスター発表セッション優秀賞」
論文題目:窒素・リンの雨天時平均流出濃度を用いた年間総負荷量の推計
受賞者:平山 孝浩((国研)土木研究所 水環境研究グループ 水質チーム 主任研究員)
    小川 文章((国研)土木研究所 水環境研究グループ 水質チーム 上席研究員)
賞の概要:

 2018年7月24日~26日に開催された「第55回下水道研究発表会」において、水環境研究グループ水質チームの平山孝浩主任研究員がポスター発表セッションの優秀賞を受賞しました。

 

研究成果の概要:

 点源負荷に比べて一般に精度が低く、かつ雨天時負荷の評価が不十分な面源負荷に関して、特に雨天時における窒素・リンの流出負荷量をより正確に把握することを目的とし、 流域の土地利用がほぼ市街地となる水路と畑地となる水路において、主に雨天時における窒素・リンの流出負荷量データを蓄積し、雨天時の平均流出濃度(EMC)と総雨量との関係などを用い、 雨天時に流出する窒素・リンの年間負荷量を推計する手法を考案した。 また、この手法を用い、気候変動により降雨が変化した場合における窒素・リンの総流出負荷量の変化についても試算を行った。

賞状