実験河川を活用して河川における自然環境の保全・復元方法について調査・研究を行っております

English サイトマップ お問い合わせ
独立行政法人 土木研究所 自然共生研究センター サイト内検索

センター紹介
自然共生研究センターとは
研究課題
研究者の一覧
研究成果
ARRCNEWSより
活動レポートより
研究論文等の一覧
研究コラム
技術相談
技術相談について
技術相談の例
イベント
最近のイベント
過去のイベント
ダウンロード
ARRCNNEWS
活動レポート
動画
利用案内
見学のご案内
交通アクセス
イベント
HOME > イベント > 過去のイベント
実験河川で「流れる水のはたらき」を題材にした課外学習を実施

日 時 2008年10月1日(水)
会 場 自然共生研究センター 実験河川

1.川の外側と内側ではなにが違うかな?流速と水深をはかっています。
2.流速の大小で土砂の動きがどうなるか、グッズを使って分かりやすく体験しています。 
3. 曲がった川での「流れる水のはたらき」によって、川は日々かたちを変えているんだね。
4.ワンドは「流れる水のはたらき」によってできた場所。
5.ワンドと川の水を比べています。
6ワンドには二枚貝が棲んでいます。こんなに大きな貝もいます。  
7コンクリート護岸の川と、自然復元された川を観察しています。 
8川の中につくられたしかけを観察して、「流れる水のはたらき」によって自然を復元する方法を学びました。
9真剣に川を眺め、気づいたことをワークシートに記入しています。
愛知県愛西市の小学5年生92名(3クラス)が、授業で学ぶ「流れる水のはたらき」について課外学習を行いました。


 自然共生研究センターの実験河川にそれぞれ川の特徴を活かした3つのポイントをもうけ、「流れる水のはたらき」について、学習しました。


 「流れる水のはたらき」には、土砂などを浸食(けずる)・運搬(はこぶ)・堆積(つもる)する働きがあります。


 1つ目のポイントは「曲がった川をしらべてみよう」
・・・曲がった川のカーブの外側と内側でどんな違いがあるのか、流速と水深をはかってみました。その結果、外側は流れがはやく深い、内側は流れがおそく浅いことがわかりました。流れがはやい外側では、「浸食」・「運搬」が起こり、流れがおそい内側では「堆積」が起こります。この働きによって、外側は深くなり内側は浅くなるということがわかりました。


 2つ目のポイントは「ワンドを調べてみよう」
・・・川の近くにある水たまりのような場所を「ワンド」といいますが、ワンドは流れる水のはたらきでつくられます。川の中で「浸食」・「運搬」された土砂が「堆積」し、やがてワンドができます。ここでは、そのワンドを調べ、川とどのように違うか比べました。流れは川と比べておそく、水は川より濁っていて緑色でした。底には川にある砂や石とはちがい、柔らかい泥がありました。このようなワンドの環境はイシガイなどの二枚貝にとって棲みやすい場所であり、二枚貝が棲んでいるということは、生き物のつながりが保たれているということを学びました。


 3つ目のポイントは「自然を復元する方法を調べてみよう」
・・・川の洪水を防ぐために、人間は川をコンクリートで固めたり、まっすぐにしたりしています。それによって、水の流れが単調になり生き物が棲みにくい場所となっています。しかし、人間の手によって自然を失った川でも、流れる水のはたらきによって自然を復元することができます。このポイントでは実際に川の中に設置されている水の流れを複雑にするための構造物を観察しました。その構造物は「浸食」・「運搬」・「堆積」を促すような形になっていました。


 子どもたちは、それぞれのポイントを回りながら「流れる水のはたらき」について実感できたのではないでしょうか。また、日頃きづかない水の流れについて興味を持ってくれたと思います。
PAGETOP↑
国立研究開発法人 土木研究所
自然共生研究センター

〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町官有地無番地
TEL : 0586-89-6036 FAX : 0586-89-6039
Copyright © PWRI, Japan. All Rights Reserved.